屋上での考察 |
2005年8月17日(水) おっとぉ。 間違えてリコした先は、ブリ1銀の屋上。 ガードさせたゴキから繰り返し盗んでいるお方が1人。 (こりゃ、失礼…) そそくさと立ち去りかける八雲に 「スキル上げです」 おー、シーフですかぁ。 「レアハンターです」 Doomレアとか? 「徳のレアとか…」 そかぁ…。盗み上げはFでしかできないんだっけ…。 八雲はやおら店の宣伝用のルーンをとりだした。 ウチの店のルーンです。ここで会ったのも何かの縁。 暇なときにでも来てみて下さい。 「PK活動の時間外に行きます」 …PKでしたか。 「いえ、殺すのも殺されるのもイヤなので…」 あー、つまりPKが活動している時間でないときに、 と言う意味なのかな? 「やられるの、イヤなんで…」 (ああ、そうか。この人はアレなんだ…)。 手を伸ばせばとどく距離にいながら、超えられない深淵を挟んで 二人は別々の世界に依拠していたのだ。 Tから出ない人のことを指す、”メラー”という言葉がある。 主に蔑称として使われる場面が多い。 でも、わいはこう考える。 いまはもう、遠い昔…。 世界が二つに分かれたとき、大切なものが永劫に失われた。 だが、同時にそこからたくさんの新しいものが生まれたのだ。 あたかもブリタニアの二つの月のごとく ときに引き合い、ときに斥け合いながら 決して安定することのない二つの世界の狭間で たくさんの物語が生まれた。 そしてこの不安定さこそが、UOMLの長きに至る この世界の実は原動力なのではないか、と…。 PKもメラーも、そして掘り師でさえも この世界の遊戯に寄与する欠くことのできない配役なのだ、と。 その後、 くだんのレアハンター氏が八雲の店に来ることは、ついになかった。 |
by horibaka
| 2005-08-17 23:10
| 桜日記
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