| 残された人々(27) |
2023年9月22日(金) ◆ 大和シャード ◆ アンブラからルナへと続く街道沿いには、 昔は、途切れなく家や店が立ち並んでいたように思います。 いまはアンブラを出るとすぐに家はまばらになり 街道の両側には草原や森が、ただ荒漠と広がるのみ。 最後に酒場の看板の家を通り過ぎて、少し行ったところで 見つけました。 名前はデボラ(Deborah)、孤立ヘラルドです。 位置からすると、玄関ポーチに立っていたのでしょう。 彼女の仕えていた家がいつ頃腐ったのかはわかりません。 街道が賑やかだった時代を知っているのでしょうか? 街道を行き交う人馬を眺め、客人を迎え入れ、 ときに人が寝静まった夜などには、隣家のベンダーとお喋りしていたかも知れません。 どんな話をしていたのでしょう。 お互いの主人の噂話か、ファッションの流行の話か、美味しい食べ物の話か。 あるいは、見たことのない他の世界(ファセット)の話だったかも知れません。 いまとなっては、誰も知ることはないでしょう。 孤立NPCは、人里離れた場所で見つかることが多いですが、 しかし今回は少ししか離れていない場所に、酒場がありました。 もしかしたら、いつかの夜、ふらりと訪れたその酒場で あのヘラルドがどんな家に仕えていたのか、グラスの酒を啜りながら 店主さんから話を聞くことが出来るかもしれません。 家が腐った後に取り残されたNPCのことを、 個人的に「残され人」と呼んでいます。 7:09 2023/10/6
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by horibaka
| 2023-09-22 21:11
| 大和日記
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