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ローカルニュース [戻る] Vesper受難 投稿日:2000年1月1日 Balia Warrior Guild Master他 Asuka -------------------------------------------------------------------------------- 序章 侵入 発行:1999/10/26 あれは、ここ数日の寒気が嘘のように暑くて、静かな午後だった。家への帰り、女房に頼まれた蜂蜜を買いにBusy Beesに寄った時、BrigandとEvilMageどもが船に乗って南の橋を平気でくぐって行くじゃないか! 小島に降りて石を積み始め、あっというまに陣地を作っちまった。街の連中が来た頃には堅固な要塞の一丁あがりって所だったよ。確かに奴らは少数だから、Vesper中の猛者が集まって撃退はしたが、奴らは撤収しただけだ。陣地を組んだのがその証拠さ。気をつけた方がいいな……さらに悪い事に、中には黄金の髑髏をかぶっている奴がいた。化け物みたいな弓さばきといい、あれは「鷹の目アイン」にちがいない。臆病者と呼ばれたくはないが、俺ならあの陣地が見えるあたりには近寄らんようにするね。 by Sailor Edrin -------------------------------------------------------------------------------- 第一章 陽動・侵攻 発行:1999/11/02 俺は宝箱漁りにWrongへと向かった。テレポーター付近のEttinを忍び足で何とか切り抜けた時、東端の部屋から鉄を打つような音が聞こえて来た。人間同士の争いか?これは意外に早くお宝にありつけそうだ。通路も忍び足で通り抜ける。人間の姿は無く、無いはずの格子が部屋一体に組まれていた。いや、人が2人。見るからに危険そうな奴らがいた、Brigandだ。なんてこったDaemon、HellHoundまでうろついている。俺の理性と本能は全会一致で退却を叫んでいた。だが、そこには宝箱があったのだ。Rogueの血だけが進め(忍び足で)と言い張り、俺は決死の20歩へと突入した。 一歩ごとに体力を削られているみたいだった。なんとか宝箱まで辿り着いたが、Daemonがすぐ近くで睨みをきかせている。錠前に手をかける事はできなかった。ヒンジに若干の遊びがあったので、中身だけでも拝もうと隙間から覗き込んだ。手に出来ない宝を無意識にGold勘定しつつ見ていると、薄い書類が目に入った。Daggerで微かな光を集め、辛うじて読むことができた。Bringand共めVesperの連中をおびき出す算段らしい(今は分かっているが、税関が目標だった)。主戦場はVesper、さて留まるか引き返すか、それともVesperの危機を知らせるか……いや、俺には分かっている。危険を知らせてまわれば途端に注目の人だ。Rogueは忍び寄るべきで、忍び寄られる様な真似はしないのだ。俺はVesperに向かった。もちろん忍び足で…… by Rogue Geldof(偽名) -------------------------------------------------------------------------------- 第二章 パン屋の災難 発行:1999/11/08 Einと名乗る者率いる賊が、Orc共と結託して三たびVesperに進入しました。今回はパン屋、肉屋、魚屋を標的にしている模様。我々は妖しげな力に阻まれ思うように近づけません。有志達が迎撃に向かいましたが、テレポートする罠、強力なHellHoundなど、またも妖しげな術に阻まれ容易に近づけませんでした。既に占拠された税関・小島にも敵が出現。結局またも奴らに侵略を許してしまいました……次は銀行を狙うと宣言しています。断固阻止しなければなりません。 by Guard Bryant パン屋に勤めはじめて1週間、やっと馴れてきたな。さあて今日は終わり。あ、お客さんだ、ワイルドなマスク被ってるわね。すいません今日はもう……って何よその刀は!?動くな?言われなくてもびびっちゃってFrozenだわよ!もう一人の女が呪文を唱え始めた。床が何だかぼやけて見える……ちょっと人の店どうする気!私は雇われ人だけど。いやそんな事は今はいいの!あれ、犬が入ってきた。かわいー。「ボッ!ゴォォオオオ!」・・・犬が火を吐いて人が火だるまになってるように見えるわ……まぼろしね。入ってくる人たちもあちこちに跳んでいく見たいに見えるし。目もぼやけてきたし熱いし、なんか、もうだめ。 by Baker Catalina -------------------------------------------------------------------------------- 第三章 Vesper開放 発行:1999/11/16 遂にEin率いるBrigandが銀行周辺に現れたとの報が入った。しかしこちら側にも新たな力が加わった。Sir Brandがお戻りなり、市長に就任なされたのだ!先々代のBryant市長(奇しくも私と同名だ)の謎の失踪後、急遽Kyle市長が市街の防衛にあたっていたが、この危機を脱するのにSir Brand以上の適任者はおられまい。彼の指揮によって銀行周辺を封鎖し、Brigandに正面突破を強いて撃退したのは周知の通りだ。Einは逃 してしまったが、腹心のBenedictを撃破。Einにももはや余力はあるまい。占拠された地域も奪還。犠牲はあったが、Vesperはここに開放されたのだ。 by Guard Bryant -------------------------------------------------------------------------------- 監視塔建設(番外編) 発行:1999/11/24 既に開放されたVesperのBrigand拠点跡地に、新たに監視塔が建設された。街の平和は磐石なものとなるだろう! by Guard Bryant -------------------------------------------------------------------------------- 追加情報 Einの足跡 発行:1999/12/13 Mayor BrandがEinに関する情報を掴んだ!Wrongに不穏な動きがあるらしい。そこにはVesperで猛威を振るったHellhound以下猛獣共が待ち構えていたそうだ。辛くも猛獣の群れを退治した勇者達は、一体の石像を発見した。Hellhoundのリーダー格と思しきモンスターが守っていたそれは、Einの隠れ家へのテレポーターだった!残念ながらEinは発見できなかった。しかし、隠れ家を抑えられ取巻きをさらに削がれたEinが、いよいよ追い詰められた事は間違いないだろう。いくつか資料が発見され、また中には墓石のうめき声を聞いたという者や、奇妙な仮面の男を見たという証言があるが、確認はできていない。時間が許せば私も調査に向かいたいと思う。 by Guard Filbert -------------------------------------------------------------------------------- Ein討伐(最終報告) 発行:1999/12/29 Guild Masterの空席を埋めるためVesperに異動する事となった。災難続きだったVesperも、海賊事件は結末を迎えたようだ。 再三襲撃を繰り返していた盗賊団の首領、EinがDasterdでついに討伐されたのだ。アジトと思われる場所も発見・破壊され、かの盗賊団は壊滅したと見て良いだろう。 ただ、市長に就任したBrandについて新たな事実が判明したらしい。Brandは前市長(前々市長ではない)Bryantの指揮により襲撃されていたのだ。Bryantと思われた市長は現市長Kyleが姿を変えていたものだった。Kyleは変装以降の記憶がなく、最後に会った人物、Bryantにより操られていたと思われる。 そのByantだが……パン屋の娘を誘拐したため市民の死刑に会い死亡した。首謀者の一人である事は間違いないが、Einとの関連は奴の魂と共に闇へと葬られた。先任のGuildMasterもその事件に巻き込まれたと言う噂がある。私も日々緊張を保って職務を遂行する必要があるだろう。 by Balia Warrior Guild Master 追記:Vesperへ向かう道中、「ドラゴンかも知れない像(ブレス付き)」で市民を震え上がらせたArtistのGuntherらしき人物をCove近辺で見かけた。伝説の人物に会えたのは災難の続いたVesperへの赴任行には幸先のよい事だった。 5:52 2017/03/29
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by horibaka
| 2017-01-25 05:49
| その他
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