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BNNアーカイブ 暗黒の女王

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暗黒の女王

投稿日:2008年11月1日

「彼女はお喜びになるでしょう。」微かに光る宝石を疲れきった戦士の汚れた手から受け取りながら、メリッサ(Melissa)はそう静かに話した。暗い部屋の中で彼女の従者は押し合ったが、彼らのトーチの光は新しいリーダーが立っている暗がりに届くように思えなかった。
「これは、」彼女はそれを持った手を頭上に掲げながら始めた。「私たちの勝利への鍵なのです!」

シギルは真紅に輝き、フードに覆われたメリッサの顔へ邪悪な光を照らした。「これらが私たちの支配下にあることで、私たちははるか昔にこの土地を逃れた臆病者どもを制圧することになるでしょう!」

「彼らの安息の地、彼らの大切なトランメル、それは私たちの目の前で崩壊する定めなのです!」

彼女はシギルを胸まで下ろし歌い始めた。彼女の従者たちはそのリズムに乗り、大きくなっていくコーラスに参加していった。言葉は流れ、そして忘れられたが、それでもなお魔力は彼らの周りに集まり、霧の蔓のように中心へしみこんでいっていた。

「私たちが、眠っているブリタニアを目覚めさせるのです!」そしてメリッサの背後の暗闇ははじけ散った。
巨大で威厳のあるドラゴンが、小さな体躯のリーダーの後ろに立って彼らの前に現れていた。爪、頭、そして手が床を打ちつけると、ドラゴンの恐怖が確固たるものになっていった。いまだかつてこのようなものを見たことも感じたこともない。クリムゾンドラゴン(Crimson Dragon)、まさにカオス(Chaos)の化身。
メリッサは後ろを示しながら言った。「我らが軍勢を見よ! 我らが女王は約束したわ。『ブリタニアの人々は恐れを知ることになる!』と。」彼女はドラゴンが呼吸するように彼らを見つめた。

「私たちがその“約束”なのよ!」

神秘的な恐れの静寂が、殺戮の欲求に染まった叫びと金切り声で打ち破られた。

「彼らに私たちの悪夢をみせてやるのです!」

彼女は向きを変え、背後の存在にシギルを差し出した。鉤爪が一つのび、そしてやさしくそのアーティファクトに触れた。部屋は暗くなり、エネルギーを伴って爆発した。
シャドーロードの下級従者の前に裂け目が現れていた。かすんだ輪郭の向こうに、青空の下に広がる牧草地を見ることができた。彼らが一度も行ったことのなかった世界、彼らが嫌っていた世界。
ドラゴンはうなり声を上げ、全員に命令した。

「用意は整ったわ。行きなさい!」








5:23 2017/09/25

by horibaka | 2017-09-24 05:22 | その他 | Comments(0)
BNNアーカイブ ダンジョンとフラゴン(洞窟と酒瓶)

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ダンジョンとフラゴン(洞窟と酒瓶)

投稿日:2008年10月21日

アベリー(Avery)は、くしゃくしゃのボロ切れ(おそらく毛布だろう)の中で目覚めた。頭は湿ったレンガに支えられ、足は枷に挟まりねじれたままだ。ここに投げ込まれたのだと彼は気づいた。おそらく最後の尋問で気を失ってから。
目はまだ閉じていた。注意深く耳をそばだて、呼吸を平静に保つ。誰かが監視していないかを確認するためだった。この場所がどこだかは分からないが、先に彼が何時間も閉じ込められていた場所よりも暗かったからだ。
記憶が渦巻いていく。- カスカ(Casca)の追跡、ガラスのナイフ、あの女性、あの人は何と言う名だったか? Mから始まるはずだ。まあどうでもいい。あの魔女が俺をガードが待ち構える中に放り込んだのだ。それから審問、糾弾、なぜ奴らは……
「おい、そこのオマエ」 しゃがれた声が、記憶渦巻く彼の頭に割り込んだ。アベリーは危うく動き出すところだった。金属が擦れ、何かがかちりと鳴り、誰かが入ってくる。その男は喉を通すために深く咳をした。
「起きてるんだろ」 彼は続けた。「見ろよ。奴らの仲間じゃないぜ、ほら」 彼は鎖を鳴らし、また咳き込んだ。
アベリーは沈黙を保った。
「おい、起きろよ隊長! この旧友を忘れちまったってのか?」
アベリーはわずかにその目を開いた。囚人房の薄暗い光でさえ眩しいほどに感じられたが、彼の向かいで男が壁に向かって咳き込んでいるのがわかった。「どうして私が誰だか知っている……」 立ち上がろうとしながらそこまで言った所で、ようやく彼の視力が戻ってきた。
「お前か!」
「そうでさ、閣下。ブリタニア一の盗人が参上いたしましたぜ」 リカルド(Ricardo)が微笑んだ。

「勝利に!」 カスカがその酒盃を傾ける。「ブリタニアの栄誉に!」
「万歳!」 一斉に声が部屋中で上がる。アベリー逮捕の祝賀はすばらしいものとなった。ブリタニア城のダイニングホールは微笑みと喧騒に満ちていた。戦士、ガード、貴族達が全てカスカに招待され、このすばらしい勝利を祝うため、統治評議会の果たした復讐を祝うために集まったのだ。
一人の戦士がその杯を傾け叫ぶ 「カスカに! 真の英雄に!」
カスカは何とかそれを静め、彼にささげられる勝利と栄誉の歓声を抑えようとした。「だが忘れるな! 友人達よ! 真の英雄とは君達のことなのだ!」
叫び声、笑い声、おおなりの拍手がそれに続く。
「そして我らは忘れぬ! 誰が我らを裏切ったか! 誰が我らの偉大な指導者達を裏切ったか!」
声は拍手をかき消すほどに高まり、怒気と反抗を含むものとなった。
「その名は何と言う?」 カスカも叫んだ。答えは分かりきっている。
「アベリーだ!」 全ての声が一つの名を唱和する。
「我々は彼をどうするべきか?」 彼の声は怒りで高まり、驟雨を散らす雷光のように轟いた。
「吊れ!」「殺せ!」 復讐に震える声が更に続く。
「違う、違うぞ! 友よ!」 カスカは声を落とし、群衆も静まりだす。彼の次の言葉を待つために。
「冷血で彼を殺すことはせぬ」
いっせいに息を吐く音。
「彼が罪の無い評議会員達を殺めたように、我らが彼を虐殺したりはしない!」
うなずく者が、つぶやく者が、厳粛に拳を突き上げる者がいる。
「だが、我々は法の下に正義を成すだろう!」
爆発したかのような拍手の嵐の中、カスカは微笑んだ。








7:19 2017/09/24

by horibaka | 2017-09-23 07:18 | その他 | Comments(0)
BNNアーカイブ 評議会殺人事件捜査の壁

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評議会殺人事件捜査の壁

投稿日:2008年8月2日

- ロイヤルガードのスポークスマンからの発表

当初の見込みに反して、ロイヤルガードは評議会殺人事件の捜査の過程で意外な壁に遭遇しました。しかし、楽観的な見方は変わらず、来週早々には現場検証が完了すると予想しています。








9:20 2017/09/23

by horibaka | 2017-09-22 09:21 | その他 | Comments(0)
BNNアーカイブ ロイヤルガード、評議会殺人事件の経過について報告

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ロイヤルガード、評議会殺人事件の経過について報告

投稿日:2008年7月30日

- ロイヤルガードのスポークスマンからの発表

多数の有志の助けにより、統治評議会で起きた凶悪な殺人事件の捜査に多くの進展があったと報告できることを嬉しく思います。必要な情報の収集がほぼ完了したため、次の金曜日、8月1日には現場検証を終える予定です。








23:08 2017/09/22

by horibaka | 2017-09-21 23:07 | その他 | Comments(0)
BNNアーカイブ  未来への希望

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未来への希望

投稿日:2008年7月12日

フランセスコ(Francesco)はゆっくりと椅子から立ち上がった。

「紳士淑女の諸君!」 彼は集団に訴えかけた。
「我々は団結しなければならない!」

統治評議会 - ブリタニア全土から集まった貴族階級の代表者たちによる会議が再びブリタニア城で開催されていた。ここ最近の出来事は混沌としており、お互いから時間と資源を切り離している。多くの街の市民軍はそれぞれの新たな脅威に立ち向かおうと、大陸の至る所に素早く派遣されていたが、大抵は到着した時には既に敵が逃げ去った後だった。

ハートウッドのエルフたちも攻撃を受けている。報告書によれば、竜鱗の鎧をまとった一人の男が彼らの中心に現れたそうだ。彼は挑発されるまで何もしてこなかったという。

「ああ、しかし、何ということだ」 フランセスコは神木に刻まれた死傷者と惨状の記録を見て嘆いた。

「私から見れば合理的な結論だと申し上げます」 彼の向かい側に位置する女性が発言した。 「はっきりと申し上げれば、あなたの過失ではありませんか?」

彼女たちに非難されるまでもなく、彼は自分がやったこと、やろうとしたこと、勝利と敗北、その全てを理解していた。大惨事を起こした実験、シャドーロードの噂、彼ら貴族が保有する土地への絶え間ない侵攻……。

「もしそうなら、私は非難を受け入れるだろう! だが、我々は自らの役割を果たさねばならない!」

貴婦人がテーブルの前方に体を乗り出して、怒りの声を上げた。

「私たちに差し出せるものなんてもう何もありませんのよ。一体何をするというの! あなたの街ではなく私たちの街。私たちの街には敵が押し寄せてきているんですわよ!」

「皆さん、財務官の話を聞きましょう!」 とカスカ(Casca)大使が叫んだ。

不満の声が沸きあがり、テーブルの至る所で議論が始まった。フランセスコはスッと手を広げた。すると驚くべきことに場が静まった。フランセスコは何か答えを持っている、と彼らは考えた。彼は常に何をするべきか知っているように見えた。

フランセスコは知っていた。これこそが彼が待ちわびていた瞬間だった。彼はブリタニアではロードブリティッシュ時代の戦争以降目にすることのなかった統率された軍隊を作るために、より大きな町が王国のために自分の地方の軍隊を差し出すという提案をまもなくするつもりだった。彼らはより小さな街々の防衛に素早く向かい、人々の心、精神、そして最も重要でしばしば見過ごされていた人々の命を守るだろう。

ブリタニアはこれまでよりも強くなるだろう。ある意味で彼らの争いと対立は、英雄や過去の伝説的な人物の存在無しに、より強い国家と生まれ変わる機会を提供しようとしていた。

誰かが悲鳴を上げた。

フランセスコは彼の胸から突き出ている光る刃に視線を落とした。透明な刃を通して見える彼の足はガラスのようにゆがみ、深紅の血の小さな小川が刃を流れ落ちている。ガラス……。静かな驚きの中で彼が口を開くと、刃が砕け散った。暗闇がゆっくりと視界の端から現れる。椅子にもたれかかるようにして彼は崩れ落ちた。

剣が抜かれた。貴族たちは最初、黒いローブをまとった侵入者たちに対抗しようとした。だが、3人目または4人目が、砕け散る剣に貫かれるか、無情で無言な敵によってあっさりと切り裂かれるとパニックが始まった。

衛兵たちはしばらく前に殺されていた。脱出するには会議室の扉は遠すぎたが、生存者たちは必死に扉へと殺到し、次々と倒れた。扉が開いた! 最後の貴族が這うようにして前に進み、外で混乱を聞いていた脅える衛兵の顔を見上げた。

衛兵は後ろに飛び上がり、体の向きを変えた。

後世の人々は、最後の衛兵は震え上がって逃げようとしたのか? もし彼が勇敢に場内に危険を触れ回っていたらどうなっただろうか、などと考えるだろう。マントを被った暗殺者たちは英雄的な物語など少しも関心がないかのように、全ての目撃者を殺害した。

統治評議会はもはや存在しない。




※ 2008/7/29: 序文を修正








5:13 2017/09/20

by horibaka | 2017-09-20 05:12 | その他 | Comments(0)
BNNアーカイブ ヴァルヴァカ(Valvakka)

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ヴァルヴァカ(Valvakka)

投稿日:2008年6月28日

偉大な獣は困惑していた。そして困惑は怒りへとつながった。

ブリタニア王国の人々がダスタード(Destard)と呼ぶダンジョンの巨大なドラゴンは、数フィート離れた暗い穴を通って突然現れた小さな男に意識を集中した。

ポータルから現れた訪問者にしてみれば、笑みを増しつつドラゴンのはびこるダンジョンを調査しているところだった。彼は若き日の自分に戻った感じがした。アドレナリンが体中を駆け巡る、本当に稀で素晴らしい感覚だ。

訓練がなかったら、彼は興奮で打ち震えていただろう。

「うぬら全てが私を迎えるためにここにおるとは、なんと親切なことかな。」 ヴァルヴァカ(Valvakka)は、彼の出現を確認するため集まってきたドラゴンたちに大きな声で話しかけた。彼らの痛々しい知性ではほとんど理解できず、恐らく、午後の食事のほんのちょっとした足しにしようくらいにしか思っていないということを彼はわかっていた。

ヴァルヴァカは長く忘れられていた力の言葉をささやき、エネルギーを集中した。

洞窟の天井から、急に黄色がかった赤い雨が降り始めた。今まで見たことのないものに、ドラゴン達は首を弓なりに上げ、流星のような筋がそれらに降り注ぐのを眺めていた。頭上から流れ落ちる液状の炎が触れる度に鱗と爪がくすぶった。深遠の地獄の炎よりも熱く焼き尽くし、視界に入っている全てのものに降り注ぐ。

真紅の死の洪水を逃れることができた少数のドラゴンはヴァルヴァカのハルバードを喰らった。

彼はドラゴン達の全ての動きを理解しているように思えた。ヴァルヴァカは逃げ出すドラゴンを一匹一匹いとも簡単に始末していった。古い敵討ちを果たしているかのように、彼は彼らの死で大いに喜んでいる。

自分の業に少し酔いしれていると ― 新しい存在が近づいているのを感じた……。

「ヒューマンか。」 ヴァルヴァカは侵入者の方向を向き、考えを言葉にして確認した。

「なんとも卑しいものよ……。」 ヴァルヴァカが考えたとき、彼は冒険者が“ドラゴン”の供とともに構えて立っているのを見た。この新しいペアは、いつでも戦い始める準備ができているようだ。








5:16 2017/09/19

by horibaka | 2017-09-19 05:13 | その他 | Comments(0)
BNNアーカイブ 少し前

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少し前

投稿日:2008年6月26日

少し前の話になるのだが……

「我が主よ!」 美しくも落ち着いた女性の声が、その主に向けられた。

「どうか、その情報を探し出すよう、私めに御命令ください。」

言い終わり彼女が頭を上げると、長く深い赤毛が彼女の美しい顔に沿って流れた。

強大な闇が ― それが彼女の主なのだが ― 承知したことを示すように頷いた。

「これで最後か、6とはまたいい数字なことよ。」 主が考える中、彼女は他の者たちから離れ、前に進んだ。その者たちは彼女とよく似ていた ― そして違っていた。彼女は選ばれた他の5人に加わった。

「支度を済ませなさい、彼はすぐに到着するでしょう。面会の時間はすぐよ。」 大いなる主は満足の笑みを浮かべ、皆に伝えた。

皆はその言葉にあわせ、行動を開始する ― 「6」(ザ・シックス)を守るために。


「ヴァルヴァカ(Valvakka)、お前はなぜ笑っているの?」 女性は彼女の供に問うた。

「なぜなら、カエルディア(Kaeldia)、」 歯が見えるほどその笑いを膨らませながら、彼は続ける。「最も誇り高き我が使命のゆえに。ヒューマンに隷属する弱きものどもを破滅させるのだから。」

彼は手を静かに、しかし力強く握り締めた。続ける言葉は囁く様に消えていく。「弱き……偽りの……」

「であれば、わたしが先に行く方がよくはないか?」 ヴァルヴァカの渇望を熱く見守るカエルディアを遮る声がした。彼女は、新しい供である彼が魔力をほとばしらせ、視界の隅にほのかな真紅のオーラが瞬くのを見た。

「ミキオン(Myxkion)、お主は一番の若輩でありながら、年長の誇り高き特権を奪うというのかね?」 更に違う声、影が囁くような、真の闇に閉ざされた夜だけ風が運び耳に届く、あの空恐ろしい響きを持つ声が聞こえた。

ミキオンは落ち着いて微笑むと応えた。「おお、リヴァタク(Rivatach)ではないか? ヴァエクトル(Vaector)もクリサン(Krysan)もあなたより古いものであろう……。古きものの特権というからには……。」

「静かに! 主が帰還される。」 ヴァエクトルが硬い声で命じた。入室とともにうち静かに消えいく会話さえ無視し、主が到着した。

「汝ら6人は我らのうち最初に、故郷に辿り着くものだ。」 前置き無く彼の話は始まった。全ての目は主を注視している。

「ただの楽しい里帰りではないことは承知しているとは思うがな。それぞれに使命がある。速やかに遂行せよ。汝らの時間、つまり我らの時間は短い。これも承知の上かとは思うのだが。」 彼は話を終えると、外套をまとった姿へと目をやった。

フードをかぶったその者が手を ― もしそれが手と呼べるのならだが ― あわせると、渦巻く魔力の奔流が引き裂かれた。たちまち光と闇が渦巻き、引き伸ばされながら部屋と部屋にいた存在全てを分かち、影はその姿を現した。

大いなる主の眼が初めて明らかとなり、深い青と紫の眼が瞬いた。力は虚無から生み出されたものであった。彼は外套を被ったかの人物が、そのフードを脱ぐのを見た。「それ」は一声彼に叫んだ。その声は世界の混沌に満ち溢れており、彼は思い出した。ゲートはまもなく開き、時間と空間を捻じ曲げ、露(あらわ)となる力に狂喜することだろう。彼も彼が戻ろうとする世界の広大な海のごとき己の力を与え、手助けをした。

力がその二つの物体の間ではじけた。衝撃波の強さは屈強な「6」のメンバーでさえ身構えるほどであった。

力が安定すると、視界が開けた。そのポータルは「6」の主と名前の無い影のようなそれの力が組み合わさり造られた。

「それぞれ異なる時と場所に辿り着くやもしれぬ。行け、選ばれしものよ。」

一つずつ、戦いを求める存在が門をくぐりぬけ、二つの世界をまたいでいく。ミキオンが先頭に立った。

その少し後の話である……

「6」の大いなる主は来るべき計画をしばし熟考していた。彼は力尽きていた。今しばしのことではあるが。二つの世界にまたがる門の構築には、とてつもない力を必要とするのだ。「闇」は、来たときと同じくすぐに姿を消した。それは大いなる主にとって分かっていたことだ。彼は3つの大いなる影の敗北すら、あらかじめ計画していたのだから。

すると……ほんの瞬間、銀色の輝きが、一瞬ではあるが瞬いたのだ。主はそれを視界の隅でしか見ることが出来なかった。魔力の輝きとは思えなかった。「もちろん。」 彼は微笑んだ。「ブラクシオン(Braxyion)。お前は知ったのだな。それは彼らもまた知ったことを意味する。」 彼は一人ごちた。

「予定通りだ。」








8:26 2017/09/18

by horibaka | 2017-09-18 08:25 | その他 | Comments(0)
BNNアーカイブ 「6」 (ザ・シックス)

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「6」 (ザ・シックス)

投稿日:2008年6月24日

彼は寒さを嫌って(Despise)いた。

氷が白銀の奔流の中を空気を切り裂くように飛び、雪で覆われた山頂に立つ孤独な人影を通り抜けて金切り声を上げている。サーペンツスパイン山脈は彼の足元でとぐろを巻き、曲がりくねった山脈と谷は一見して世界を二つに分けているかのようだった。彼は目を閉じた。

懐かしさと新しさの両方が感じられる混沌とした破壊のうねり、悪意が渦巻いていた。そのダンジョンの奥深くに眠るもの、それこそが彼の求める類のものだと感じていた。探し出そうとしているものはそこにあるかもしれないし、ないかもしれない。だが、それはさして重要ではなかった。彼は下りようとした。

到着の前兆は突然の風の勢いの変化だけだった。黒煙が散り、彼の隣に女性が現れた。彼女の緋色の髪は凍てつく空気の中にひるがえり、黒光りする金属製の鎧は足元の凍りつくような寒さから身を守るのに適していないように思えた。にも関わらず、彼女はそこに立ち、苦もなく彼を見つめていた。

「ミキオン(Myxkion)」 彼女は返事を待った。
「ヤツらは我々の邪魔になる」 振り向かずに彼は答えた。

彼女は眼下に横たわる小さな緑色の空き地に目を向けた。それは何種類かある洞窟の入り口の外側にあたるちっぽけな谷間だった。小さな池の周りで何かがまばらに動いている。楽しそうに眉を動かしながら、彼女は彼の方に振り返った。

「ヒューマンども……」
「教えてくれ。何故奴らを消してはならないのだ?」 彼は自分にうなずいた。
「奴らを見ろ。目障りだ……」

彼女は笑った。最も優れた楽器でさえ嫉妬するような音色で。ミキオンの耳はその素晴らしい音色を楽しんだ。それから、霜で牙を覆い、自分を絶えず苦しめるこの場所の厳しさを思い出した。しかし、寒さ以上に彼をいらだたせたのは、無意味な人生を送っているように感じられる下界の無知な人々の小さなキャンプだった。

「奴らなど指を鳴らすだけで始末できるだろう」 彼はそうつぶやいた。

美しい乙女の笑い声が、溢れんばかりの微笑に変わった。

「忘れてはダメよ。あなたが誰で、そして何であるかを。あなたはミキオン。何も我慢する必要は無いわ……邪魔するものは殺し、目的を遂げなさい」

彼の反応を確かめようと、彼女は少し間を空けた。

「不必要な注目は避けた方がいいわ。でも、もし奴らがあなたの心を悩ましているというのなら、是非そうなさい。同盟者がいらいらしているわ。」

その言葉は真実のように思え、彼のいらだちを増した。

風が消え、深紅に輝く炎の球が男の前に現れた。ほんの数瞬前まで何インチもの厚さで積もっていた雪が蒸発し、地面が湯気を立てる。炎のツルが周りの空気をなめた。

野営地に向けて打ち込まれた炎のミサイルは徐々に小さくなっていった。閃光と衝撃が走り、続いて激しい煙と灰の巨大な柱が立ち上る。衝撃波は混沌の頭上で微動だにしない二人の耳へと最後に音を運んだ。

「指を鳴らす必要もなかったようね」 彼女は戯れに仲間をからかった。

彼らの眼下では、いくつかの小さな影が突然の大惨事に逃げ惑っていた。

「すっかり忘れていたよ……」 彼が指を鳴らすと、燃え盛る炎の球が更に数を増して現れた。








7:42 2017/09/17

by horibaka | 2017-09-17 07:41 | その他 | Comments(0)
BNNアーカイブ アンドリュー

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アンドリュー

投稿日:2008年5月31日

アンドリュー(Andrew)は微笑んだ。

招かれた訳ではないにも関わらず、彼らは絶え間なく次から次へとやってきた。それでも……大歓迎だった。

だが、ひっきりなしに彼の住処を訪れる客たちが一息ついたので、休息を取り、アンドリューは意識を張り巡らせた。彼はこの小さな世界の境界線を示している、滑らかで、鏡のようなタイルを包むように意識を伸ばした。闇の中で輝くロウソクの火を追った。必然的に衝突が起こる。エセリアル虚空間だ。

彼が創造したものの境界でゆらめく絶対的な力とエネルギーを前に彼の心は揺らいだ。彼の楽園はすでに……奪われていた。彼の主人たちは、油断の中に潜む腐敗を最初に探すため辛抱しろと忠告していた。彼らに報うために。彼らをマークするために。

彼は従った。

そうだ。アンドリューは思った。彼は影たちに従い、彼らはそれに報いたのだ。不死、知性、そして力。これらが全て彼のものとなった。この力で、彼は自分が虚無である完全な混沌を克服していることを感じていた。ひび割れが裂け目となり - 悪が生まれたのだ。

彼が知った悪は完璧に正しいものであった。彼の主人たちは成功していたのだ。彼らは焼き尽くすべきもう一つの世界をすでに見つけていた。今、彼がしなければならないことは、従い、彼の同胞に加わり任務に携わることだけだ。その時は近い。

閃光とともに、別の不幸な人間が彼の前に現れた。動けず、完全に囚われの身である。アンドリューは、彼の机にあるタロットカードのデッキをシャッフルした。混乱した哀れな人物は、頭の中で叫ぼうと考えているのだが、声を出すことができない。しかし、アンドリューは全ての言葉を聞き取ることができた。

彼はこの「ムーングロウ」がどこにあるのかを知らなかったのだが、間もなく彼が姿を見せることになる多くの場所の一つになるだろうということは知っていた。今の所は彼の領域への入り口として十分機能するだろう。

「またお客さんか。」 彼は始めた。








7:35 2017/09/17

by horibaka | 2017-09-16 07:34 | その他 | Comments(0)
BNNアーカイブ フランセスコ王室財務官への召集

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フランセスコ王室財務官への召集

投稿日:2008年5月14日

ムーングロウに滞在していたフランセスコ(Francesco)王室財務官が、統治評議会へ帰還するとの情報を入手しました。ちょうど捜索本部の撤去作業に取りかかろうとしている所を発見した我々BNNレポーターは、フランセスコ財務官に直接インタビューを行いました。

「評議会から招集がかかったのだよ。命令には従わねばならないだろう? 明日中にはここを発つ予定だ。」

また、行方不明になった重要人物を発見できたかについての質問へは、以下のようにコメントしています。

「その質問について答える必要があるだろうか? 滞在中、多くの冒険者からたくさんの有用な情報を得ることができた、とだけは言っておこう。」

以上、ムーングロウよりBNNレポーターがお伝えしました。








7:28 2017/09/16

by horibaka | 2017-09-15 07:27 | その他 | Comments(0)