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櫻子さんの足下には死体が埋まっている(後編)




2017年4月30日(日)





          ◆ 飛鳥シャード ◆




「魔女たちの宴 ~Walpurgis Night 2017」レポートの続きです(^^;;





物語の後半を見に、飛鳥シャードへ。





前半は割愛させていただきますので、
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場面はいきなりファイア島から。





メリザンドとグリゼルダが網を投げたところで、
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後方へダッシュ!
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我ながらカッコ悪いですが(^^;;





でも後方での蘇生係も、立派なイベント参加です。
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どうやら戦闘が終了したようですね。



グリゼルダが「オシリドン」の死体の腹を開くと。。。
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巨大なロットワームの死体?
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オエッ、オエッと吐きつつ虫の死体を漁るグリゼルダ。
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ついに釣り針を見つけたようです。





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サーパンツホールドに戻って。。。
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キャプテン・チャムバケツから「海賊のラム酒」を受け取ります。





あとはモンデインを復活させる作業だけですね!





ここは。。。マジンシア北部の密林かな?
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召還の呪文を唱えるグリゼルダ。
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いきなり画面が白熱してダメージが入ります。
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いったい何を呼び出したんだよ?(^^;;





この辺りは地形が悪くて、
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逃げるのにも進むのにも苦労します。





いったい何と戦っているのでしょう?(^^;;
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冒険者やドラの波に隠れて、片鱗を見ることもできません。
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ようやく戦闘も終息してきたようですね。





「今の何?」←こっちが聞きてえよw
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どうやら「モンデイン」と「モンドン」を間違えていたと言うオチのようです。





ところで。。。
モンドン」って何?(^^;;

新しいボスか何かの名前でしょうかね?




魔女二人がブリタニア征服への執念を確かめあって、
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今回のお話はお終い。











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15:02 2017/05/03

by horibaka | 2017-04-30 22:48 | 飛鳥日記 | Comments(0)
10年前の今日。。。




2017年4月30日(日)





10年前の今日、どんな出来事があったか、あなたは思い出せますか?





急に言われてもフツーは思い出せませんよね(^^;;
わたしもムリですw





でも長年ブログをやっていると、
アルバムを見るように昔日の場面が蘇ることがあります。





10年前の今日は。。。
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旧へイヴンが崩壊した日でした。


過去のレポートは↓コチラ。
楽園の崩壊






懐かしいですね。。。
10年前のあの夜、この場所にいた人も多いハズ。





あれから、もう10年も経つのですねえ。
時が過ぎるのは、本当に早いものです(しみじみ。。。)







ってゆーか、
10年以上(今年20年だっけ?)続いてるオンラインゲームって、スゴクね?

UOはネトゲの世界遺産に登録していいと思います。














8:12 2017/04/309

by horibaka | 2017-04-30 08:07 | シャードサーフィン | Comments(0)
BNNアーカイブ 俘虜(とりこ)

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俘虜(とりこ)

投稿日:2003年3月29日


Mizuho
良いかな冒険者諸君、ひとつ君らに教えて上げようじゃないか。この世の中には、知らないでいる方が幸せだという事もあるという事を。目の前の真実が真っ赤な偽りだったら、君は明日からどうするのかね。それとも、まだ信じる事が出来ると言うのだろうか。偽りの中の幸せ、真実である故の苦悩。そして縛られた自由と、縛られない不自由。さぁ、君の心の音を聞かせてくれないか?





先日の行動で、「黒衣の男」の僕、Orcish Lordを見事捕獲する事に成功した貴族だったが、思いのほか捕虜の口は堅く、そこから情報を引き出すのに苦労していた。側には、衛兵隊長の姿も見える。

Saul:「なかなか口を割らんやつめ・・・」

Tab :「普通の人間ならば、精も魂も尽き果てておりましょうに」

Orcish Lordの体に刻まれた無数の傷跡が、拷問の凄惨さを物語っていた。虜囚の身になってから彼の口は堅く閉ざされており、貴族達の費やしたここ数日分の努力を無に帰しているのである。

Saul:「こんな姿、娘には見せられんな・・・」

薄汚れた手を見つめて呟く貴族に、衛兵隊長が歩み寄り、全てが解決するまでの辛抱だと語りかけた、その時である。不意に木戸がノックされ、三対の視線がそれを追った。

Kyle :「私です、少し休憩をお取りになりませんか?軽食の準備が整いましたが」

Saul:「ううむ。しかしな、見張りの者がおらんのでな」

Kyle :「それでしたらお任せください。暫しの時間であれば、私めにも務める事が出来ると思います」

煮詰まっていた事もあり、貴族は執事の言葉を聞き入れて休息を取る事にした。衛兵隊長を伴ない、母屋へ向う。二人が出て行き、扉が閉ったのを確認した執事は、Orcish Lordの方へ振り向いた。

Kyle :「酷い事をする・・・」

執事が手を翳し、奇妙な動作で何かを呟くと、Orcish Lordの体に刻まれた傷口が塞がり始める。

Orcish Lord:「Ack!」

Kyle :「そう脅えないで下さい、話がしたいだけですから」

Orcish Lord:「Ru’eeg’a!」

Kyle :「このままでは、分かってもらえない様ですね」

そう言い終えると、カイルは全身に「力」を漲らせた。体に可視出来るほどの魔力が纏わりだし、徐々に肉体を変化させていく。透視眼を持つ者がそこにいれば、小屋の中で対峙している一方の変化と、その後のやり取りに驚愕させられた事だろう。

Orcish Lord:「Ulg gimb- eem Shakh・・・」

Kyle :「時間がありませんので手短に話しましたが、彼方はあの方達に協力する態度を取って下さい、お願いします」

話声が聞こえ、ドアを開ける音がする。どうやら貴族達が戻ってきたようだ、執事は瞬時に身なりを整えた。

Saul :「変りはなかったろうな?残酷なようだが、娘のためだ。実りのある話を聞かせてもらうぞ」

鞭を取った貴族を横目に、今まで岩のような沈黙を守っていたOrcish Lordが、口を開く。

Orcish Lord:「もうその必要はない、何から聞きたいUga?」

貴族と衛兵隊長は、目を丸くして驚いた。そして、執事に向かい何かあったのかと尋ねた所、「余り物の食べ物を分けただけです、きっとお腹がすいて気分を損ねたのでしょう」との言葉を得、顔を見合わせてまた驚いた。何にせよ、気が変らないうちに聞き出さなければならない事は山ほどある。貴族は執事を下がらせ、尋問を開始したのであった。





どうやら物語りも佳境に入ったようだ、諸君達はこの話を楽しめているかな。所詮、他人の事だって?それは平和なことだな。何時同じような出来事が、その身に降りかかって来ないとも限らないではないか。君はその時の為の準備が、もう出来ていると言うのかね?*evilgrin*








5:30 2017/06/26

by horibaka | 2017-04-30 05:28 | その他 | Comments(0)
櫻子さんの足下には死体が埋まっている(前篇)




2017年4月29日(土)





          ◆ 桜シャード ◆




ちょっとづつですが、家を建て直すお金が貯まってきました。





たまには気分転換にイベントに行ってみましょう。
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この夜は、EMイベント
「魔女たちの宴 ~Walpurgis Night 2017」があると聞きました。

会場は禅都です。





ほどなくして現れたのは。。。魔女グリゼルダ?
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今夜はワルプルギスの夜だから、と言うグリゼルダ。
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ちなみにワルプルギスの夜と言うのは、
4月の最後の夜に、魔女の集会があるというヨーロッパの行事ですね。
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そこに現れたのは。。。メリザンド!?
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なんでもアリですね(^^;;





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大魔女どうしの失言の応酬に
しばし唖然とする冒険者たち。




















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ミナクスを救出する方法を
思いついたと言い出すグリゼルダ。





(ミナクスって。。。)
(シャドウガードに捕まった)
(っていう設定なのですね、いまの仕様では)





(知りませんでした^^;;)







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いま、さらっと言いましたが
モンデインを復活させるって?!


もし本当なら、
UOの歴史を揺るがす大事件(^^;;













で、「海賊のラム」なるアイテムを求めて
一同、サーパンツホールドへ。
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あの男がキャプテン・チャムバケツ?
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グリゼルダ、
お色気を武器にキャプテンに近づき。。。




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「オシリドン」に飲みこまれた
釣り針を取り戻したら、

海賊のラム酒を貰うという
約束をさせます。


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で、ファイア島。
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何だかいやあ~な予感がします(^^;;
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やっぱり、海魔スカリスww





あっと言う間に戦闘を開始する冒険者たち。
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次々と人が死んでいきます。
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ちょっと近いですね。
もう少し離れた方がいいかも。





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間に合いませんでしたw
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ああ。。。せっかく貯めたお金が
保険金に消えていく(T_T
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泣くのは、あとで。
まず死体を探さなきゃ!
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死体が多くて、見つかりません。
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自分の死体。。。「Yakumoの死体」。。。





「Y」ではじまる死体だ。。。「Y」ではじまる。。。





あった!
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違いました。。。





気が付くと、海辺にひとりぼっちの夜でした。
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7:57 2017/05/03

by horibaka | 2017-04-29 23:24 | 桜日記 | Comments(0)
BNNアーカイブ 反撃の狼煙

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反撃の狼煙

投稿日:2003年3月21日


Mizuho
もしも、だ。もし、「全ての望みが叶う素敵な世界」があるから行かないかと誘われたらどう答えるのかね。「そんな世界はつまらないから行かない」だって?おいおい、似非道徳主義者みたいな事を言うのはよしてくれないか。自分の欲望のままに生きれるなんて、素晴らしい事じゃないか。*evilgrin*まぁ、その望みを達成するまでに多少の困難があるほうが、満足感は得られるものだがね。





ここは商都べスパーの辺境にある、皮取引所である。海からの潮風が、うらぶれた木小屋を煽っていた。

Saul:「落ちるところまでおちたな・・・、これじゃ逆戻りだ」

自暴自棄ともとれる溜息を吐いた貴族に、その娘が心配そうに歩み寄る。そしてそっと手を膝に置き、話し掛けた。

Charlotte:「何を仰るの、お父様。私は今の生活に満足しているわ。それに、これから頑張ろうって決めたばかりじゃない」

頷く貴族。だがその空ろな目は、失った物を追い求めているかの様であった。それも無理は無い、この半月ほどでこの男は、自分達の住んでいた大邸宅や貴重な宝物、そして様々な財産を失っているのである。ただ、それが一番大切な物、“愛娘”を守る為であった事が唯一の救いであった。

Saul:「うむ・・・。だが、このままでは如何ともし難い」

数秒の間を置いて、娘が答える。

Charlotte:「お父様、このまま待っているだけでは拉致があかないって、冒険者様達も仰っていたでしょう?私達に出来る事って、無いのかしら。いいえ、きっとあるはずだわ」

貴族は、昔から娘のお転婆には悩まされてきた。何度もおしとやかに育って欲しいと願ったものだが、今ではその聡明さや活発性が好ましくも、頼もしくも見える。そして、二人はその家の執事を交え、夜遅くまで話し合った。そして結論付けたのである。もう、一方的に恐怖に脅えて過ごすのはよそうと。

Saul:「今まで接触して来た者の内では、あのオークが一番御し易かろう。そこから何か解決の糸口を掴めれば良いのだが・・・」

Kyle:「やはりこのまま此処で静かに暮らすと言う訳には、まいりませんか・・・」

Charlotte:「カイル、彼方の心配は分かるわ、ありがとう。でもこのままでは、私は一生逃げて行かなくてはならないもの・・・」

貴族は頷きで答え、執事はそれ以上の譲歩を望むのを止めた。大体の方針は決まった、あとは協力してくれる冒険者達と細部を煮詰めるだけだ。衛兵隊長や守備隊も協力をしてくれるだろう。賽の目は転がった、あとは進むしかないのである。

「私も、覚悟を決めなければなりません」

退室した執事が呟いたその言葉は、誰の耳にもとどかなかった。たた、閉ざされた木戸だけがそれを聞いていたことだろう。





自分の生きたい様に生きる。そんな考えが非難されがちなのは、人間の根本的な部分に「悪」があることを、無意識に知っているからじゃないのかな。認めてしまえば楽になるのだよ。下手に崇高ぶるから、自分を追い詰める事になるんだ。楽に生きるのが一番だ、そうは思わないかね。堕落と快楽、素敵な言葉じゃないか、クックック・・・。








8:05 2017/06/25

by horibaka | 2017-04-29 08:04 | その他 | Comments(0)
BNNアーカイブ 悪魔が来たりて

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悪魔が来たりて

投稿日:2003年3月16日


Mizuho
突然だが・・・。諸君、こんな話を聞いた事は無いかね?食用にしようと思い、飼っていた家鴨に対して、愛情に似たようなものを芽生えさせてしまい、結局喰う事が出来ずにペットとして、共に怠惰な日々を過ごすような話を。なぁに、それが悪いと言ってる訳ではない。食材として、食べたければ食べる。愛玩用として、飼いたいなら飼う。どちらも正しい選択じゃないか。もし、非難されるべき事があるとしたら・・・。それらの決断ではなく、それを成し得ぬまま優柔不断に接する事じゃないだろうか。おっと、どうやら今夜は喋りすぎたようだな。何かのついでだ、昔々の話をひとつ、聞いていかないか。そう、瞬き程の昔話だがね。





禍々しい程に星は光り輝き、月は大地を照りつけている。そんなある日の事だった。ごつごつと荒い目をした岩肌に腰を降ろし、「彼」は考えている。辺りは、痛いほど静まりかえっていた。

暴力と快楽。殺戮、破壊、裏切。そして狡猾なる頭脳。
混沌の闇から生まれし、漆黒の肌と暗黒の羽を持つ者。

It’s a Demon. ―

そう、彼は人間からは悪魔と呼ばれる存在だった。奇妙な事ながら、幾度かの経験を通して彼は人間に興味を抱き、今では心を惹かれているのである。最初は、冗談めいた考えからだったかもしれない、別の人生を歩みたいと。

Another Life. ―

しかし、今では彼は固く決心していた。生まれ変わる為の肉体を、手に入れる手筈も整っている。あとは、計画を実行に移すだけだ。おもむろに力拳を握り締めると、魔力が迸りだす。この肉体でいるのも、そう長い事ではないだろう。彼は人間になるのだから・・・。





同じ生物であっても、理解しあえるのは難しい。それが他の生物であれば尚更だ。しかし、ひとりの悪魔が興味を抱いたように、人間というやつは時折予想外の結果を生むものらしい。面白いじゃないか。どうかな、私と一緒にこの話の顛末を聞き届ける気は無いかな?無論、時間が許せばの話だがね。*evilgrin*








8:42 2017/06/24

by horibaka | 2017-04-28 08:41 | その他 | Comments(0)
BNNアーカイブ 決意の表れ

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決意の表れ

投稿日:2003年3月8日


Mizuho
こんばんは、冒険者諸君。またお会い出来た事を、とても光栄に思っているよ。何しろ、死なずにこうして再会出来ているのだからね。どうかな諸君?前回、私の話した物語は気に入ってもらえただろうか。ある者は実際に、物語の片鱗に触れることも出来ただろう。ある者は人づてに話を聞いただけかもしれない。なぁに機会が無かった者も残念がる必要は無い、まだまだ続く・・・。そう、この物語はまだまだ続くのだよ。





春先の雨が優しく降り頻る中、苔むしたガードポストは佇んでいる。放棄されてから何年もたったそれは外見に変わりは見られないものの、中の様子は一変していた。埃が薄く積もり人間の代わりに蜘蛛が長い間の主であった。しかし再び人間の住人を得たそれは心なしかこれから起こることが判るかのように悲しく佇んでいるように見える。仮に作られた応接間の一室で、その館の主人とその娘が俯き座っている。執事が、見かねて紅茶を運んで行く姿が見える。

執事:「お茶が入りました」
貴族:「あ・・・、ああ」
娘 :「ありがとう、Kyle(カイル)」

その様子も無理は無い。つい前日に、魔物達の襲撃を受け、逃れてきたばかりなのである。その場は居合わせた冒険者達に救われなきを得たのだが、その襲撃の理由が貴族本人にあり、その目的がその娘である事が分かっている為、その行為は再来する物であろう事が予測された。

執事:「冒険者の方が、何名か外に護衛として残ってくれています。少し休まれては如何ですか?」

執事は、親と娘の顔を交互に見やったが返答は無い。やれやれと思いながらも複雑な思いで、その場から引き下がった。貴族は、過去の軽はずみな行為を悔いている様子である。器用なもので、腕を組替えるのと溜息を吐くのを同時に何度も行なっていた。しかし、なんら建設的な意見が出る訳でもなく、時折頭を掻き毟り、また溜息を吐いては苦悩していた。一方、娘は突然自分の身に巻き起こった、信じられない運命を甘んじで受ける意思は無い様で、聡明な頭をよく働かせ、解決策を導きだそうとしている様に見える。ただ、何事にも万事頼りになる執事が、こと今回の件に関しては曖昧な反応しか見せてくれず、困惑している事も確かだった。

娘 :「一体、その黒衣の人は何者なの?」

食器を下げていた執事が、珍しく物音を立てる。それを横目で注意しつつ、Saulは答えた。

貴族:「うむ・・・、正直私にも分からない。人の姿をしていたが、もしや人間ではないのかも知れぬ・・・」
娘 :「・・・」

諦めからか、強がりか。次に娘が顔を上げた時には、表情が引き締まり、力強い言葉が聞かれた。

娘 :「私、負けない。相手が何者だろうと、絶対負けないから。だって、私、お父さんの娘だもん」
貴族:「Charlotte(シャルロット)・・・」

二人の目には、薄っすらと涙が浮かんでいる。そして、それを単純にはなりえない表情で見守る、一人の男がいた。





ああ、あの滴る様な満月、今宵も面白い事が起こりそうで堪らない。あの晩、農夫が望んだ富と名声。黒衣の男が望んだ「生まれ変り」の肉体。ふたつの思惑が交差した時、来るべき悲劇の芽が生まれたのだよ。そして、その芽がつぼみになるまで二十年。我々にとってそれは瞬きほどの間だが、人間にとっては長い時間だ。どうやらつぼみは成長し、そのまま摘み取られるのを良しとしないようだが・・・。この先、どうなる事やら。*evilgrin*








5:23 2017/06/23

by horibaka | 2017-04-27 05:22 | その他 | Comments(0)
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契約と代償

投稿日:2003年2月14日


Mizuho
こんばんは、諸君。昨日は良い夢を見れたかな?これから話す物語は、ある有り触れた農夫に巻き起こった、それでいて類稀なる、奇奇怪怪な品物だ。常人には理解する事が難しいだろうが・・・。しかし世の中には、確かにこんな話が実在するのだ。そういう話を聞くのも良い経験になるだろう。どうか足を止めて耳を傾け、私の話を聞いて欲しい。もし機会があるならば、是非とも貴方にも体験して欲しい物語だからね。*evilgrin*





昼間の晴天が、まるで嘘のような嵐の晩だった。激しい風の中、館とは呼べぬぼろ小屋が、家主を風から守ろうと頑張っている。その家主である農夫は、ふとドアをノックする音に気付き、歩み寄った。こんな晩に、いったい誰の来訪だろう?ドアの取っ手に手をかけると、何時もなら軋んだ音を立て不平を鳴らす木戸が、すーっと開いた。
「どなたさんかね!?」問い掛け、ランタンで照らしたその先には、真っ黒な、そう、漆黒と言っていいほどの、深い黒味のあるローブに身を包んだ男が立っていた。そして、目の在るべき所からは、異様な赤い光が放たれている。
「!!」この客は・・・、人間ではない。農夫は知識からではなく、本能から悟った。そして次の瞬間、その彼の声が耳からではなく、直接頭に聞こえてきたのである。

黒衣の男「農夫よ・・・、農夫よ」
農夫「・・・・・・」
黒衣の男「そう脅えるでない、農夫よ」
農夫「おらは、死んだだか?いや、殺されるだか・・・」
黒衣の男「殺す!?それが望みなら今直ぐにでも叶えるが?」
農夫「!!」
黒衣の男「それがお前の望みでは無いはずだ。そうだろう」
農夫「おらの、望み?」
黒衣の男「貴族となり大きな屋敷に住み、美人の嫁を貰って裕福に暮らす、それがお前の見る夢だ。そうだな?」
農夫「・・・。そうだ、おらは金持ちになりてぇ・・・」
黒衣の男「ならばその願い、私が叶えてやろう」
農夫「本当だか?いや、そんな上手い話あんめぇ」
黒衣の男「なぁに・・・、お前には直に娘が授かる事になっている。その娘を私に差し出すだけでいい。それがお前の夢を叶える条件だ」
農夫「おらん所には、嫁っこなんぞ居ねぇ、誰も来ねぇだよ」
黒衣の男「貴族に成ってしまえば、此の世の殆どは思いのままだ。金も、女も力もな。違うか!?」
農夫「本当だか?生まれてくる娘を差し出せば、おらは貴族になれるだか!?」
黒衣の男「ああ本当だ、約束しよう。さぁ誓え、契約の時間だ」

永遠とも思われる一瞬が過ぎ去った後、農夫は絞るように声を出した。その表情からは迷いが消え、決心と打算が見て取れる。

農夫「・・・誓う、誓うから望みを、おらを貴族にしてくれ!」
黒衣の男「クックックックックッ、良いだろう。契約は成立だ。娘が二十歳になったその年に、必ず迎えに行くからな。ゆめゆめ忘れるな?」
農夫「・・・・・・」

強風が吹き荒れ、ドアを力強く叩き閉める。その音で農夫はやっと我に返る事が出来た。悪い夢だったのか!?いや、そうではない証拠に、雨と汗の滴りでその体は冷たく濡れそぼっていた。農夫は薄ら寒い思いを感じながら、口の中でなにやら呟くと、ベッドへともぐり込み寝入ってしまった。





この後、農夫がどうなったかだって?どうやら興味が出てきたようだ。教えてやるのは簡単だが、そうもいかない。今度は自分のその足で情報を得て、自分の目で真実を見つめる番だ。冒険者諸君よ、この物語が諸君らと共に在らん事を私は祈っているよ。それじゃあまた、何処かで会えることを楽しみに・・・。







5:28 2017/06/22

by horibaka | 2017-04-26 05:26 | その他 | Comments(0)
BNNアーカイブ Part I:復活 - 現実

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Part I:復活 - 現実

投稿日:2003年2月4日



「マラス(Malas)だって?」グレイン(Greyn)は地平線を見渡した。太陽は熱い砂の上で踊る陽炎に揺らいでいた。だが、彼の弟と、2人の親子と、彼らが乗ってきた馬以外は、生命の気配がまったく感じられない。「初めて聞く地名だ」

ファラ(Fallah)はグレインから目をそらして言った。「知らないはずです」彼女は歩き始めた。

グレベル(Grevel)は咳払いをすると、悲しげな目で兄弟を見つめた。「あんたたちには、この場所について言っておかなければならんことがある。聞いて嬉しい話じゃないがな。あの渦巻きに落ちて、2人揃って無事にここへ辿り着けたのは、本当に運がよかった」

「どうして渦巻きのことを知っているんだ?」モーディン(Mordin)が尋ねた。「近くに他の船はいなかったし、かなり沖合いのことだったから……」

「マラスの人間なら、みんな知ってるよ」グレベルはモーディンを遮って続けた。「みんな、そいつに飲まれてここへやって来たんだからな。だから、オレたちはこの湖を入口の湖“ゲートウォーター”と呼んでるんだ。渦巻きに飲まれた人間は、みんなこの砂浜に打ち上げられ」 グレベルは一呼吸入れた。「何十年もかけて、みんなでブリタニアに戻る方法を探したが、いまだに見つかってない。気の毒だが、あんたたちはもう、ここからは出られんのだよ」

モーディンは目を大きく見開き、グレインの脇に跳び下がった。「ボクたちは島流しってわけか?」

「いや、そんなんじゃない。ここの住民に悪い者はいない。みんな単なる漂流者だ。罪人じゃない」グレベルは水を一杯コップに注いでモーディンに差し出した。モーディンはそれを受け取り、ゆっくりと飲み下した。「ファラとオレは、今から10年前にここへ流されて来た。ここへ来てまだほんの数年っていう者もいれば、20年以上もここで暮らしている者もいる。ここから馬で少し行ったところに、オレたちの村がある」

グレインは水辺に歩み寄った。「だけど、ただの嵐だったんだ。たしかにかなり大型だったけど、元の世界に戻れないほど遠いところまで流されるなんて……、だけど、あんたさっき、これは湖だと言ったな?」

「ここには海はないのよ」ファラが優しく答えた。

グレベルは、兄弟たちの肩をしっかりと掴んで言った。「あんたたちには、話したり見せたりするものが山ほどある。村に帰れば、きれいな服も温かい食事もある。すぐには受け入れられないだろうが、とにかく村に帰ろう。砂丘の夜は冷えるからな」

グレインはうなづいた。「グレベル、あなたがたの親切には感謝するよ」彼はグレベルの手を握った。「私はグレイン・グリムズウィンド。そしてこれは弟のモーディンだ」

ファラとグレベルは一瞬身を凍らせ、表情を失った。

「グリムズウィンドと言ったかい?」グレベルは立ち止まり、悲しい目でグレインを見つめた。「ブレビノール・グリムズウィンド(Brevinor Grimmswind)と同じ、グリムズウィンドか?」

モーディンが振り返った。「それは父だよ!ここにいたのか!」モーディンはグレインの両肩を掴んで言った。「言っただろう、兄さん! 兄さんはあきらめようと言ったが、ボクは絶対に見つかると思ってたよ!」

「ここにいたよ。だが、1日に2つも悪い知らせを伝えるのは辛いんだが、父上はもういない」

「だけど、ここから離れる方法はないはずだろ!」モーディンが聞き返した。

「あんたたちの父上は、4カ月前に亡くなった。できることなら、こんな形で伝えたくはなかった。父上は、地図を作るための測量の旅から戻る途中に、クリスタル・エレメンタルに襲われたみたいなんだ。オレたちが発見したときには、もう手遅れだった。父上は、オレたちの村に欠かせない人だった。村の者たちはみんな、父上にはさんざん世話になった。オレたちは、あの人を元の世界に返すためだったら、なんでもした。あの人は、あんたたちにもう一度会えるとわかったら、どんなことでもしたはずだ。家に帰ってあんたたちの顔を見るという希望を、最後まで捨てていなかったよ」

モーディンの目に涙があふれ出た。彼は両手で顔を多い、その場に膝から崩れ落ちた。


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モーディンはグレベルの前に、グレインはファラの後ろに座り、4人は2頭の馬に分乗してゆっくりと村に向かった。砂丘を北へしばらく進むと、やがて緑の草と花に覆われた場所に出た。

「父さんは、相変わらず親馬鹿ぶりをさらけ出していたようだね」グレインは笑って言った。「父さんのことを考えると、オレたちが来たときに村のみんながわかるように、2人の肖像画を掲げていなかったのが不思議なくらいだ」

「そりゃあ、あんたたちを自慢に思ってらしたよ」グレベルは言った。「あんたはブリタニアで最高の騎士になる。モーディンは世界をひっくり返すほどの魔法使いになる。心の底からそう信じておられた。この村には、腕のいい鍛治師がいる。あんたには上等な剣を作ってくれるだろうよ。魔法用品の貯蔵所もある。何年か前に海岸で見つけたんだ。モーディンが使うと聞いて、反対する者はいないさ」

モーディンの表情は虚ろなままだった。彼の頭は、馬の歩調にまかせて左右に揺れていた。「そうですね」

「ひとつわからないことがあるんだ」グレインは言った。「ファラ、マラスには海がないと言っていたけど、山に囲まれているということか?」

ファラは大きな茶色の瞳を父に向けて助けを求めた。グレベルはニヤリと笑い、また前を向いた。ファラはわずかにグレインのほうに体を傾け、ささやくように答えた。「今にわかるわ」

馬がなだらかな丘の頂にさしかかると、グレインは皿のように目を見開いた。「こいつはたまげた!」グレインは馬の腹を蹴った。馬は早足になり、びっくりしたファラは小さな悲鳴をあげたが、やがてそれは笑い声に変わった。彼が遠くに見たものは、ファラとグレベルが話していた村だった。村は崖の縁に横たわっていたが、崖の下には何もない。ファラの上に身を乗り出すようにして、グレインはますます馬を激しく走らせ、村の真ん中に駆け込んだ。グレインが手綱を引いたのは、崖の縁から馬もろとも2人が転落しそうになる直前だった。グレインは馬を降りるとそのまま崖縁まで走り、滑り落ちないよう四つん這いになって崖の下を覗き込んだ。彼の目には、マラス全体が夜の闇の中にぽっかり浮かんでいるように見えた。「なんてことだ、こいつはまた……星の海だ! モーディン、見てみろ、星の海だ!」

グレインは誰かが肩に手をかけたのを感じて振り返ると、ファラが笑いながら立っていた。「これを海と呼ぶなら、そうね、たしかに海はあるわ」ファラはかすかに顔を赤らめ、やがてきびすを返して、こちらへ向かってくる父とモーディンのほうを見やった。

「おまえさんたちが来たことを村の連中に知らせてくる」とグレベルは言った。「ブレビノールの息子たちが来たと言っても、みんなすぐには信じないだろうな」

モーディンはゆっくりと歩み寄ると、グレインの脇に立って虚空の星々を眺めた。

「ねえ、兄さん」

「なんだ、モーディン」

「グレベルは、父さんがここでたくさんの地図を作ったって言ってたよね」

「ああ。それはオレたちのものだとも言ってたよ」

モーディンは、この数日間のこと、そして父のことを思い起こしながら、しばらくの間、虚空を見つめていた。

「兄さん?」

「ん?」

「ここを探検しよう」

暗闇のどん底で、2つの暗い心が重なり合い、ひとつの希望の和を生み出した。……地図を使おう。そこからまたすべてが始まる!








5:32 2017/06/21

by horibaka | 2017-04-25 05:30 | その他 | Comments(0)
残された人々(9)




2017年4月24日(月)





          ◆ Napa Valley(米国西部)シャード ◆




彼を見つけたのは、ユー市街の近郊でした。





木々の間にひっそりと佇んでいました。
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その職業表示はWachman。





直訳すると、警備員でしょうか。
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辺りには空中水桶も、空中絵画もありません。
彼が守っていた家があったことを示すものは、何も残っていませんでした。










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21:12 2017/04/24

by horibaka | 2017-04-24 21:10 | 海外・TC日記 | Comments(0)