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BNNアーカイブ 戦火に残された希望 - II

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戦火に残された希望 - II

投稿日:2001年2月10日

JP Reporter
全シャード

強い風が吹き上げると、ニスタルがゲートから姿を現した。砂埃が収まり、フェルッカの傷つき変わり果てた大地を目にした老人の胸は空しさに包まれていた。彼はバッグの中をまさぐると一冊のルーンブックを取り出した。

ルーンにマークした地点からライキュームまではさほど遠くない。捜し求める知識の記された本はフェルッカから持ち出されることなく保管されているはずだ。本の保管場所については魔道士評議会(Council of Mages)でも意見が分かれ、論争が繰り広げられた経緯があったのだが、最終的には街の統治のために戦う派閥魔道士たちの意見を尊重して、フェルッカの地に保管されることとなった。

『Kal Ort...』ニスタルの集中力が途切れた。何者かの気配をその場所に感じとったのだ。

『久しぶりですな、ニスタル殿』背後から声が掛けられた。

ニスタルがゆっくりと振り向くと不思議な格好の人物が目に入った。その人物は珍しい灰色の鹿製のマスクをかぶり、奇妙な杖を手に携えていた。そして、ぼんやりと黒っぽいオーラに包みこまれた人影にニスタルは寒気を覚えた。朝の光はまだ暗く、ニスタルが鹿マスクの下にある顔を確認するには多少の時間が必要だった。

『きさま!』彼の感情は一気に高まり、声は罵りに変わった。

『ほぅ、覚えていてくれましたか』その男は答えた。

『魔道士との唯一の和平への道を閉ざした貴様を忘れるわけはなかろう』ニスタルは唸った。

『それは違いますな。あなた方の間に起きた亀裂を誤魔化すための嘘、あるいは見栄だったのではないですか?
私はただ真実を述べたに過ぎない。そう、あなたの嫌いな真実をね。どうです、ニスタル殿?』

『すべてを語るべきではない状況もある…』ニスタルは息を吐いた。
『アノンやその仲間達は確かにすべての真実を解き明かすための議論をして止まないが、世の中の知識にはその危険さから白日の下にさらす必要のないものもあるのじゃ』

『ほほう、あなただけはその真実を求めるに相応しいとでも?』その声は忍び笑いを含んでいた。

『相応しいかじゃと?』ニスタルは続けた。
『わしには判断はつかん。しかし、知識を手に入れる運命にわしがいた。分かるのはそのことだけじゃ。さぁ、立ち去ってくれ!わしには急がねばならない用事があるのじゃ』

男は笑い出した。『もし嫌だと言ったら?どうしますか、ニスタル殿』

『レブロ(Revlo)、わしはおまえを傷付けなくはない』ニスタルは歯軋りしながら答えた。『それとも近頃は別の名前を使っているのか?プロフェット(Prophet)あたりはどうじゃ?』

レブロは再び笑い出し語った。『私は選ばれし者、あなたが理解することもできないような強力なパワーに選ばれた者だ』

『おまえの魔力などわしが怖がると思うか?』ニスタルは応戦の構えでいた。

レブロは笑顔と共に姿を消した。次の瞬間には、ニスタルの背後から低い声が響いて肩に両手が乗せられた。

ニスタルは即座に振り向いたが、またもレブロに背後を取られてしまった。

ニスタルは立ちすくしていた。『これは一体…』

レブロは複数のコーラスのように響く声で語った。『我々はおまえ達の想像を絶する存在…。おまえ達の夢の背後に忍び寄る黒い影、そして最上級の恐怖。我らは畏怖そのものである』

ニスタルの肩に掛けられたレブロの手の冷たさが移動し始めた。指の一本一本から冷たさがニスタルの心臓へ向かって進むと、凍りつくように身体が震え出すのを感じた。かつて老人はこれほどの恐怖を味わったことはなかった。

『ニスタル、これで我々の恐ろしさが分かっただろう』声がこだました。

身体全体に冷気が回るとニスタルは膝から崩れて落ちていった。そして、朝焼けの風景がしだいに老人の視界から薄れていった…。







ニスタルは自分の寝室で目を覚ました。起き上がると全身が硬直しているかのようだった。

『友よ、休んでいてください』デュプレが微笑んだ。

『何が起きたのじゃ…どうやってわしはここへ?』ニスタルはめまいと格闘しながら訊ねた。

『私達が見つけました。ちょうどよいタイミングだったようで』ジョフリーは暖かいエールを差し出した。

『その通り、あなたが恐ろしい痛みに苦しんでいる悪夢を見たんです。その後すぐに様子を見に伺ったのですが、すでにあなたは旅立たれていた。急いで森へ駆け込んでみると、ちょうどあなたの出した面移動のゲートが消えるところでした。ジョフリーはムーンストーンを調達するために街へ戻り、私達はすぐに追いかけたのです。フェルッカに到着すると、あなたは膝立ちのまま苦痛に顔をゆがめていて、その上にWraithが覆い被さっていた。ジョフリーがとっさに攻撃を開始して決着したと言うわけです』デュプレがいきさつを説明した。

『魔法なんかには頼る必要はなかった。単純にやつを地面に叩きつけると、デュプレが押さえつけてくれたしな。どういうわけだか、妙に嫌な気分がしたんだけど、二度とあの断末魔は聞きたくはないよ。』ジョフリーが言った。

デュプレは思案げな顔つきになり次のように語った。『そうなんです。自分でもよくわからなかったんですが、どうもあのWraithに大きな嫌悪感を覚えました』

ジョフリーは笑い出した。『きっとおまえさんの口臭だったんじゃないか?』

デュプレは苦笑いするとニスタルに視線を向けた。

『ニスタル、何を考えているんですか?』デュプレが訊ねた。

『何かではなく、誰かを考えていたところじゃ』ニスタルはそう言うとエールを口に含んだ。

『あれが誰か人物だったと言うのですか?』ジョフリーは混乱した面持ちで聞いた。

『ああ、あれはレブロじゃ。毎日のように勢力を拡大しつつあるシャドーロード(Shadowlords)のカルト集団を創設した者じゃ。』ニスタルはため息をついた。
『やつらの存在は虚空の幻影に過ぎないと思っていたんじゃが、それも今では信じられなくなってしまった。やつはわしが瞬きをするよりも早く風のように移動することができる。やつの声は増幅して、指先でふれるだけでわしの身体を麻痺させることもできた。恐らく、その力は我々が見たこともない悪魔的な存在に直結しているのかも知れん』

『ところで、なぜ1人で旅に出たのですか?』ジョフリーが訊ねた。

『ライキュームに眠る2冊の本を単に持ち帰る…、ほんの遠足程度の気持ちでいたのじゃが…』ニスタルはゆっくりと椅子に深々ともたれかかった。

『それならば本の題名を教えてくだされば私達が持ち帰ってきましょう。いずれにしても、あなたには休息が必要です』デュプレが優しく語った。

『ああ、そうさせてもらうよ』ニスタルは巻物に何かを書き込んだ。『この2冊の本をわしに届けてくれ。きっと新しい鐘を造るための手がかりを見つけることができるはずじゃ』

ニスタルは眠りに落ちてしまった








18:21 2017/04/23

by horibaka | 2017-02-28 18:20 | その他 | Comments(0)
BNNアーカイブ 戦火に残された希望 - I

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戦火に残された希望 - I

投稿日:2001年2月9日

JP Reporter
全日本シャード

ニスタル(Nystul)は研究室の椅子に腰掛け、永遠とも思える時を経たかのような古い革表紙に飾られた大きな本に顔をうずめていた。老魔道士は静かに息を吸い込みながら顔を上げると、傷を付けまいとゆっくりと古書を閉じた。古書にはかつて強力な神秘の力が秘められていたのだろうか、やんわりと青白い光を放っている。
ある者はそれを信じてやまない。『真実の本』…ほとんど人の目に触れたことのないその古書がニスタルのもとへ届けられたのは今日の昼前のことだった。ライキューム研究所(Lycaeum)のどこかに納められていると言われながらも、具体的には誰もその正確な場所を探す術を知らずに今日まで保管されてきたのだ。

ニスタルはライキュームに入ってきたマリア(Mariah)が教壇から何かを手に取り、また部屋を出ていく様子を見つけると、アノン(Anon)に向かって微笑を投げた。アノンは険しい表情をあらわにしたが、ニスタルは気にとめる風もなくなおも微笑み続けていた。彼の怒りは、ニスタルが計画のすべてをすでに実行してしまったことに違いないのだが、何にも増して自分がその計画に参加できなかったことに他ならなかった。しかし、古い友人でもあるアノンがそのことを理由にニスタルを憎むなどあり得ないことをニスタルは知っていた。

『いつの日か』彼は考えるように続けた。『すべては丸く収まるじゃろう…』

ニスタルは、元々想像や予測に頼るような人物ではなかったが、かつてそうだったように若さによる理論を振りかざす若さを保ってはいなかった。若い頃には偉大なる魔道士として名を馳せたものの、今ではその呪文の一つ一つが彼の命の活力を奪っているかのように思えた。彼は苛立ちから足を踏み鳴らしていた。年老いた魔道士の人生最大の目的を成し遂げるには、どうしてもあと1つだけ必要なものがある。パズルの最後のかけら。それはデュプレ(Lord Dupre)とジョフリー(Lord Geoffrey)の両卿の手に握られているはずだ。

ニスタルは燭台の置かれている部屋の反対側に視線を向けた。クリスタルで作られたランタンのような「愛の蝋燭(Candle of Love)」は、FoA(Followers of Armageddon)による問題が起きるまでエンパス修道院(Empath Abbey)に密かに安置されていたが、今では何事も起きる気配もなく黄色がかった柔らかな輝きを落とし続けている。

『ジュリア(Julia)…』ニスタルは呟くとため息を漏らした。
『いつの日か』そして続けた。『おまえの意思を引き継ぐものが出てくるじゃろう。だが、決しておまえの名が人々の記憶から忘れ去られることがあってはならん…』

ニスタルは燭台の隣に古書を置いた。すると蝋燭の明かりが革表紙の青い光と交わり、鮮明な緑色の輝きを見せた。

『正義…』ニスタルは呟くと優しく微笑んだ。

この2つの物はソーサリア三大原理のうちの2つを具現化したもの、そして3つ目こそが彼の友人達がサーペンツホールド(Serpents Hold)から持ち帰えるはずの「勇気の鐘(Bell of Courage)」だ。その旅には両卿が必要だった。唯一、鐘の正確な場所を知るデュプレ卿、そしてジョフリー卿だけが台座から取り外すことができる。ニスタルは先に彼らと相談した計画を再び回想していた。

『それが重要じゃ…』老魔道士は自分に言って聞かせていた。

そのときだった。デュプレが険しい面持ちで戸口に姿を現した。

『デュプレ!鐘は持ち帰ったか?』ニスタルは願うように訊ねた。

『だめだ』デュプレが吐き捨てるように言い放った。

『それと持ち帰ったという栄誉もな』ジョフリーはそう言いながらデュプレの脇をすり抜けると、薄暗い明かりの灯る小さな部屋に入ってきた。

『だめじゃと?何が起きたんじゃ?』ニスタルは困惑した顔で質問を投げた。

『粉々さ』デュプレは息を吐くと剣の鞘を強く床に叩きつけた。

『粉々?一体なぜに…、場所を知るものは誰もいなかったはずじゃぞ!』

『台座の置かれた床の上にこれが残されていたんだ』ジョフリーは束ねたカラスの黒い羽を勢いよく放り投げた。

『魔女か!』ニスタルは激怒した。『ミナックス(Minax)が何故鐘の隠し場所を知っていたのじゃろうか』

『そうであるなら、私にもそれは分かっていたはずだが…』デュプレは、ため息をつくと小さな椅子に腰掛けた。

ニスタルは一瞬凍りついたかのように固まっていたが、生きている証拠に再び瞬きを始めた。

『デュプレ、それについてはまた後で考えるとしよう。今は新しい鐘を造り出す方法を見つけることが先決じゃ』ニスタルは彼の書棚に近づいていった。

『新しい鐘を造るだって?』疑問にはジョフリーが最初に反応した。

『ああ、そうじゃ。元からあったものも何らかの方法で鍛造されたはず。何も希薄な空気から沸いて出たわけではないはずじゃ』ニスタルは中空に両手を掲げながら伝えた。
『これら3つの物はすべて、徳自身の持つ神秘の力を使うことで誰かの手によって造られたことは間違いない。そう、今では時代遅れともとられがちな三原則、真実、愛、そして勇気を使ってな…』

デュプレは顔を上げた。『我々は何をすればいいんですか?』

ニスタルは微笑んだ。『まずは休息を取るんじゃ。おまえたちの顔はどう見ても何日も寝ていないように見えるぞ』言い終わるとニスタルは戸口に向かって指を差し出した。

2人はうなずくと部屋を去っていった。

ニスタルは椅子に崩れるように座り込むと深々とため息をついた。

『卑劣な魔女め…』彼は噛むように低い声でつぶやいた。

デュプレとジョフリーが部屋を去ったことでニスタルの緊張はやや薄らいだようだ。朝には一番で旅に出なければならないことは分かっているのだが、時が過ぎるのが妙にゆっくりと感じられた。老人は立ち上がると古書を書棚の元の位置へ戻して寝室へと向かった。
「明日は面白くない一日となるじゃろう…フェルッカ(Felucca)のムーングロウ(Moonglow)を訪れるということは何かのトラブルが起きることしか考えつかん…」思惑は堂々巡りになっていた。







ニスタルは夜明けと共に目を覚ますと、秘薬を充分に袋に詰めてベルトに縛り付けて呪文書を片手に握り締めた。彼は階段を足早に降り、城の広大な中庭に出ると、人気のない朝焼けの中、ガード圏外まではわずか数分の事だった。圏外の森の中に入ると、ニスタルはムーンストーンを足元に置き、それが大地に吸い込まれていくのを見守った。次の瞬間、面移動のゲートが開き、ニスタルは駆け込んで安全なトランメル(Trammel)を後にした。

ニスタルの寝室へ辿り付いたデュプレは拳で強く扉を叩いた。

『ニスタル!』彼は大声を上げた。

デュプレは返事がないことを確かめると踵を返して廊下を駆け出した。衛兵に目を留めると詰め寄った。

『ニスタルを今朝見かけなかったか?』

『はい、デュプレ様。ニスタル様はつい数分前に城を後にされました。』

デュプレは懸念そうな顔つきになりさらに訊ねた。『行き先について何か言っていなかっただろうか?』

『いいえ、私は声をお掛けしませんでしたので、単に出て行かれるニスタル様を見かけただけです。そして、ちょうどこの城壁から見える遠くの方で、ニスタル様が森の中へ墓場の方面へ向かわれるのを目にしました。』

『恩に着るよ』デュプレはジョフリーが待ち構えている中庭へ向かって、階段を稲妻のように駆け降りていった。

『まだ起きてなかったのか?』ジョフリーは驚いた風も見せずに訊ねた。

『いや、それが…』

ジョフリーは納得させようとデュプレの肩に手を乗せて言った。『デュプレ、おまえの見た夢はつまり、ただの夢ということさ』

『ああ、そうならいんだが…。しかし、これは放っておくわけにはいかない。彼の身に危険が迫っているのは間違いない』デュプレは続けた。『せめてニスタルの後を追ってみようじゃないか』

ジョフリーはうなずくと、2人は旧友を求めて歩き始めた。








5:27 2017/04/21

by horibaka | 2017-02-27 05:26 | その他 | Comments(0)
BNNアーカイブ 新年に向け特設神殿を建設中?

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新年に向け特設神殿を建設中?

投稿日:2000年12月30日

Pierce the Stoneworker
全日本シャード
ブリテイン西部の畑で働く作業員から以下の投稿が寄せられた。

「オレは夏からブリテインで働いているけど、作業場にこんな可愛い子がやってきたのは初めてだよ!いやね、先週もどでかい会場を作らされて、でもって今週だろ?ちょっと嫌気がさしていたんだけど、来てみて驚いたさ!

親方からは、なんでも新年に向けて市長が八徳にちなんだ催しをしたいってんで、でっけえ会場を作るって聞いてたんだ。仕事は辛いけど、徳のためとあっちゃぁ断るに断れねえから、しぶしぶ作業場に来てみたってわけよ。それでいざ会場に来てみたら、資材に囲まれてお嬢さんが2人も待っていたってわけよ!

彼女たちに聞いたんだけどな、なんでも彼女たちは有名な占星術師のお弟子さんってやつで、今回市長に頼まれて、会場で腕前を披露してくれるってことになったそうだ。オレも行きてえけど金がねえなあ…とつぶやいたら、優しいねえ、今回は特別に無料なんだってよ!無料!そりゃぁ行くしかねぇよなぁ。いーや、彼女たちを拝めるだけでも価値はあるってもんよ。占星術っていうもんだから、オレはまたてっきり難しくてややこしいもんで縁がねえなあぁと思ってたんだけどよ、こいつが無茶苦茶簡単でよ、サイコロを振るだろ?そしたら出た2つの目の数字を並べて彼女達に言うだけよ。そしたら彼女達が今年の運勢を占ってくれるって寸法だ。オレは3と4の目が出たんで34って右っかわの子に言ったんだ。え?結果?そんなもんどーでもいーじゃねーか!オレは彼女と話せただけで満足だっつってんだろ?

それにしてもこの畑の主も災難っちゅーか、市長も気がきかねぇよなぁ。何かっつーと、すぐこの畑をつかっちまって。これじゃ畑仕事がどうにもならないってもんだ。まぁ、作業中にめっけたカブやレタスはありがたーく頂いてるけどな!ここの野菜は絶品だぜ。あーそうそう、なんでも4日までにはこいつを取り壊しちまうんだってよ!たった3日間のためにこんだけのものを作って壊させるとは、市長のやろう、そうとう儲けてやがんな!」








5:40 2017/04/20

by horibaka | 2017-02-26 05:39 | その他 | Comments(0)
BNNアーカイブ 呪われた遺跡

ワールドニュース [戻る]
呪われた遺跡

投稿日:2000年10月19日

Nalin Wren
全シャード

原生林との格闘、そしてと地下に眠る恐怖へと続くDelucia東方への旅が始まり、すでに数日間が過ぎていた。人生には時として忘れられぬ場面が訪れるが、恐らく私はこの悪夢の体験を永遠に忘れることはできない。だが、この巻物にこうして記録をつづりながらも、今回の冒険もやがては人々の記憶から消え去るのだろう。ある者は勇気に駆られ、ある者は欲に目がくらみ、またある者は単に愚かさから同じ道を辿ろうとするかも知れない。多くの者は謎の地を探ろうと思うに違いない。そして最悪なのは、地下深くに眠っているその力を解き放とうとする者もいるだろうことである…。

それは古代文明の研究で知られる、Lorn Teleras博士により提出された古代遺跡の発見にまつわる調査報告書が発端であった。ロストランドと呼ばれる地域で最近起きた地震により、Delucia東部で古代の遺跡が発見された。博士は、蛇族あるいは蜘蛛族の古い植民地跡であると当初は推測していたのだが、発掘を進める過程で姿を現した建築物は、確かに蛇族、蜘蛛族時代のそれと共通点を持ってはいたものの、その石細工はいずれも博士がこれまでに目にしたことのないものであることも事実だった。私はこの部分に大いに興味を惹かれ、Deluciaを訪れて博士の助手、Deren Illumに面会することとなった。我々は真新しい発掘道具をラマにしっかりと荷造りすると、現場のある東へ向かってほぼ丸2日間の旅路へと出発した。

Lorn博士は現地にテントと小箱だけの小さなキャンプを設営していた。よく見ると、繊細に造形されたいくつかの壺が木枠で囲まれていたが、別の言葉で呼ぶならばそれはアンティークと言うべきだろう。それぞれの壺には絵柄が塗られていて、スケルトンと思われる図と一緒に不思議なシンボルが描かれていた。私が目を引かれたのは、長い5本の腕がそれぞれに絡み合って伸び、一方に頭蓋骨、もう一方には血に染まる剣が握られている。その不気味さに私は身震いを覚えると同時に、何者かがこの場から立ち去ることを私に命じているかのように感じた。肩をすくめてその妖気を払いのけると、私はさらに発掘現場の視察を続けた。

発掘現場の中心にたどり着くと、そこには先日の何度かの地震で隆起した地面の割れ目が姿を現していた。石造りの階段が山肌へと続き、その先の壁には当時の入口があったと思われる部分に柱だけが残っている。調査員たちは内部へ通じる入口を何とか見つけようと、念入りに瓦礫を取り除く作業を行なったようだ。当時の扉も部品を組み合わせる修復がほぼ終わろうとしていた。私はそれら石のブロックが完全に修復された部屋の姿を想像することができたし、のちにLorn博士はこれを神秘的なエリアと呼んでいる。複数のブロックで構成されたそのシンボルは、Delucia近辺の廃墟や丘の上のパラディンホールでも目にすることのできるものにも似ていた。そしてブロックに刻まれた傷の多くは、まるで敵対心を表すために付けられたようにも見える。一部の調査員は古代の扉のシンボルを見た時点ですでにわずかばかりの不安を覚えていた。そのうちの数名と実際に話をする機会を得たが、彼らはDeluciaに古くから言い伝えとして残る伝説に怯えているというのだ。中でもSelhimと呼ばれる男は、人々の記憶から薄れかかっているこの言い伝えを、他の者よりは正確に覚えていた。長い時の流れの中で神話と伝承の詳細は定かではなくなっていたが、彼は次のように物語を聞かせてくれた。


『ええ、この場所の起源については少しは知っていますよ。蛇と昆虫が地上に現れて戦いを繰り広げるようになるはるか昔、邪悪な何かが人間に乗り移ったという物語が存在していたことに間違いはありません。物語に登場する主役は人間の姿をしていながら、その心は悪魔だったのです。彼は巨大な洞窟で命を絶やしながらも、永遠にその魂は生き永らえていると伝えられています。奴が命を落としたのは「聖なる力」だったとも言われています。これだけでは大した調査の情報にもならないでしょうが、もう1つお話できることがあります。別の物語なのですが、財宝を求めて冒険に出たあるグループが二度と戻ることがなかったという話があるのです。これは150年も前の事ではありません。「財宝の墓」と呼ばれる場所の発見という噂を確かめるため、30名ほどの調査員がDeluciaから旅立ったのです。その1人として帰ってきたものはなく、さらにそれを捜索するための別グループが奥地へ送られたらしいのですが、まるで山々が30名を丸呑みしてしまったかのように何の手がかりを得ることもできなかったそうです。様々な憶測が飛び交い、多くの者は蛇族に襲われて切り刻まれしまったのだとされています。蛇族は確かに脅威ですが、一部のものは財宝に目のくらんだ罰だと言っていますよ。敵が誰だったにせよ、私もこの意見に一理あると思いますね。』


これらの物語は興奮と消沈の両方の気分を味あわせてくれた。Selhimの呪われた男の話は、まゆつばかも知れないが、私の視線を古代の壺に戻させるだけの効果はあった。壺に描かれた何かが息を吹き返し、私をあざけるかのように思えた。背筋には凍りのような冷たさが走り、私は再びその妖気を追い払わねばならなかった。調査員たちの疲労に気付くと、Lorn博士は休憩を命じた。皆で食事を摂り、全員で眠りについた。眠気が私を夢の淵まで引きずると、すでに大地は目を覚ますところまできていた。








5:45 2017/04/19

by horibaka | 2017-02-25 05:44 | その他 | Comments(0)
BNNアーカイブ 月夜の企み

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月夜の企み

投稿日:2000年10月15日

JP Reporter
全日本シャード
大雨の後の月夜

Britain西の平野にBritain市長が佇んでいた。そこには雨で一時的な池ができあがっており、見るとそこには雨上がりの空から二つの月が美しく映りこんでいた。


「使えるな・・」


Britain市長の鶴の一声で、西の平野に公営酒場が建設された。

時を同じくして、Vesper市長も市内の水辺に映る月をながめていた。


「使えるぞ・・」


市長はVesper内の水上を有効利用する事を発案し、酒場兼浴場として人気を獲得した。どちらも好評だったが、似たような施設のせいか競争も白熱、


「Britainなんかに負けるな!」
「二番煎じがっ!」


対抗意識は販売する食べ物、酒の値引き競争になり、どちらの額も仕入れ値を大幅に下回るまで低下していった。客は大勢集める事ができたが、Vesper酒場の経営はたったの2日で破綻してしまった。


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そのころBritainでは・・・


「火事だー!」
「池の水で消火だっ!いやもうだめだ、逃げろー!」


原因不明の不審火で木造の酒場は全焼。こちらも2日間の命だった。

不審火は放火説などいまだ論争は絶えないが、いずれにしろBritain酒場の経営も立ち行かなくなっていた事だろう。今後2都市間の関係が悪化しないことを祈るのみだ。

二つの酒場も今は跡形もなく、会場跡は二つの月と共に以前と変わらない姿となっている。








5:28 2017/04/17

by horibaka | 2017-02-24 05:26 | その他 | Comments(0)
BNNアーカイブ れぞれの野望 - II

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それぞれの野望 - II

投稿日:2000年8月23日

Garda Dalhar
全シャード

木々が折れ、いきおいよく葉が揺れる音が彼らの周りにこだますると、とてつもなく大きな姿の赤いドラゴンが姿を現した。木々をなぎ倒した巨大な生き物の前で3人の男は姿を隠したまま立ち尽くしていると、ドラゴンの後ろにオークたちのグループが連なり、木々の中へと再び姿を消していった。

Geltonは自分の手があるべき場所に目をやって立ち上がった。空間がちかちかと光り、彼は姿を現した。『魔法使いさんよ、俺に魔法を掛けるならそう言ってくれよ。お陰で剣だけは思いっきり見えちまっているぜ。』

『Gelton、おまえさんはいつもドラゴンを追っかけまわしていたよな。』謎の男は姿を現してそう告げた。『地図作成の書物にしか興味のないDridを連れ出して冒険とは驚いたもんだ。』

『Mordemus?!』Geltonは叫んだ。『村を出てから誰も行方知らなかったんだぞ!こんなところで何してるんだ?』

『久しぶりじゃないか!俺の教えた魔法は訓練しているか?』Dridも姿を現した。

『あぁ、村を出てからはHaland the Blueを師に仰いでの見習いさ。彼はかつて魔道士評議会の一員でな、魔法を習うために俺はMoonglowへ引っ越さなきゃならなかったんだ。かれこれ長いこと修行を積んださ。それでおまえさんたちは夜中にここで何をしていたんだい?』

『トレジャーハンティング。』Dridは顔をしかめると、今ではばらばらになってしまったキャンプファイアーのような宝箱の残骸を指差した。『それで、おまえは何故このYewでドラゴンに追っかけまわされているんだ?魔法は本を読むよりは簡単に覚えられるはずだぜ?』

『実はある仕事でGraffを訪ねたのさ。』Mordemusはローブに付いた埃を払いながらそう言った。

『Graff?"親指"Graffのことか?あれだけ不器用な奴も珍しかったな。奴はいつも言っていたような動物使いになれるとは到底思えないし、そもそも主人を噛み付くのを絶対に止めないあの犬はどうなったんだ?』Geltonが言った。

『あぁ、奴は動物使いだったよ、ものの数分前まではな。今ではニックネームも"親指"だけにした方がいいだろう。オークに腹を立てた奴のドラゴンが一切言うことを聞かなくなってな、奴の片方の腕を残してひと飲みにしちまったもんだから、残ったのはまさに親指だけだったよ。』

Dridは燃えつづけている宝箱の破片にシャベルで土を掛けて炎を消しながら言った。『Graffと仕事の話だって?奴が魔法使いを助けることができるとは思えないんだが。』

『おれもそうは思えないが、奴は俺の師匠が求めていた情報をつかんでいたのさ。Halandはレアな魔法アイテムを研究するために評議会を辞任したんだが、Graffは奴の爺さんからこのYewのある地点を示した古代の巻物を持っていたんだ。100年ほども前に存在した魔道士Trandfel the Remarkableが残したと伝えられているワンドに関連した情報としてな。』

Dridは燃えかすを消し終えると崩壊した宝箱の端に腰掛けた。再びトーチに火を灯すと、飛び火した草を足で踏み潰した。『思い出したよ。Graffの爺さんは魔法を道楽にしていて、俺達がまだ子供の頃、よく魔法の手品を見せてくれたよな。それでGraffはその巻物をどこにしまってあったんだ?』

『残念なことに巻物は奴のドラゴンが腹を空かせていたときも奴のバッグの中に入っていたんだ。』Mordemusは両手を空に伸ばした。『Halandは激怒するに違いない。永遠に葬り去られてしまったんだからな!エーテル界の謎を解くかもしれないレアな魔法アイテムは、このあたりの地中に埋まっているはずなんだ。そう…おまえの下にな!』

『悪いな、Mordemus。出来れば手伝ってやりたいが、Yewは広すぎるし穴を掘るには……何?今何と言った?Mordemus、どこを指差しているんだ?』Dridはゆっくりと辺りを見回すと、宝箱の埋まっていた地面の穴に視線を落とした。小さなワンドが爆発による埃をかぶることなく、トーチの明かりにゆらゆらと照らされていた。Dridは穴に手を伸ばすとワンドをつかんで持ち上げた。その表面は冷たく、思ったより重量が軽く感じられた。

『それだ!』Mordemusが叫んだ。『Drid、まさにそれだよ、おまえは天才だ!100年もの間眠っていたワンドをおまえが探し当てたんだ!ワンドにTrandfelの名前が刻印されているだろう!』

Geltonはその人工物をまじまじと見つめた。『確かに魔法がかっているようだな。』

『おまえにはエールの入ったカップのがよっぽど魔法がかっているんじゃないか?』Dridは鼻息荒く言った。

『エールの入ったカップは魔法のようさ!』Geltonは笑った。『それでそのワンドは何をしてくれるんだ、Mordemus。』

そのときだった。赤い身体のドラゴンが巨大な4本の足で着地すると、同時にDridの後ろで燃えかすとなった宝箱に、身体が半分になったオークの死体が直撃した。ドラゴンの目に睨まれながら何でも切り裂いてしまうような牙を目の当たりにすると、3人は恐怖でその場で凍りついてしまった。熱い息が彼らの髪をなでていた。

『Mordemus!』Dridは食いしばった歯の隙間から囁いた。『このワンドはどうすりゃ働くんだ?』

『奴に向けて祈るんだ!』彼は赤いばけものから目をそらさずに囁き返した。

Dridはゆっくりと腕を上げてワンドをドラゴンに向けた。ドラゴンは瞬きをすると怒りをつのらせて息を吸い込んだ。Dridはこのまま炎の息で命を落とすことになると確信して目を閉じた。だが、次の瞬間何も起こらなかった。3人は互いに目を合わせるとドラゴンをまじまじと見た。奴は炎で3人を焼き尽くそうと首を曲げた状態のまま、静かな水面のようにじっと動けずにいた。

『う、うまくいったぞ!』Dridが声を上げた。

『残念ながらそれは違う。そいつを止めたのは私だ。』Haland the Blueはちょうどムーンゲートから身体を現し、長い青みがかった杖をドラゴンに向けて構えていた。『さぁ、そこを離れなさい。』3人はまだ恐怖に怯えながら彼を見つめた。魔道士の杖が輝きを増し、氷のような青いオーラが飛び出したかと思うと、あたり一面を凍りついた。Halandが音を発するその杖を回し始めると、彼の空色のローブと白いたてがみのような髪がたなびき、Dridは杖が唸りにも似た大きな音をあげるのを聞いた。そして、老人の神秘的な呪文が耳に入ると森に雷が落ちたかのような音がとどろき、ドラゴンは地面に倒れこむと最期の身震いをしてみせた。

Haland the Blueはドラゴンの首を辿って歩き、3人が腰を降ろしている近くの頭部にきたところで立ち止まった。『ドラゴンとて同じモンスターだな。さぁ、そのワンドを渡してくれ。』

Mordemusはワンドを地面から拾うと、たった今使った魔術のために過度の疲労を背負ったであろう師匠に手渡した。杖からの音はほぼ収まっているようだった。彼はワンドにしばし集中していた。『これだ、これそこまさにTrandfelのワンドだ。』そう言うと彼はワンドを背後の暗闇に投げ捨ててしまった。

『マスター?!』Mordemusが叫んだ。『な…なぜ?それが私たちの捜し求めていたもの…大切なものではないのですか?』

『騒ぐでない!実はな、価値のあると思われていたワンドは、捜し求めるには値しなかったようだ。だからこそ、こうしておまえを迎えに来たわけだ。ほんの少し前、私はTrandfelの記録を翻訳し終わったのだが、奴は単にとんでもなく気が狂っていただけだったのだよ…。奴は使い切ったワンドをこの方面の森の中に埋めたが、それはチャージの切れたワンドを死んだものとして葬っただけのこと。かつては鑑定のパワーを持つワンドであっても、チャージが切れてしまえばただのゴミ。つまり、おまえ達はご苦労にもワンドの墓場を掘り起こしていたというわけだ。』彼はくすくすと笑うと続けた。『さぁ、ゲートをくぐって家に帰るぞ、Mordemus。明日からは新しい研究を開始しよう。今晩はもう充分に楽しんだだろう。』

『マスター』Mordemusは言った。『これは私の知り合いです。彼らがワンドを見つけてくれたのです。』

GeltonとDridは暖かい笑みを見せる年老いた魔道士の前に歩み出た。『どうやら報酬を与えるべきは、運の悪いGraffではなく君達のようだな。』彼はそう言うとゴールドの詰まった袋をDridに手渡した。『これはモンバットの骨ではないが、それにも変身できるものだよ』彼はウインクしてみせた。

青い杖を持ち上げると、HalandはMordemusに身振りを示してゲートへと姿を消した。

『また会えてうれしかったよ。次は街で会おう。では!』Mordemusは古い友人と握手と交わすと、師匠を追いかけてやがて地面に消えていくゲートをくぐった。

再び森には静寂が戻り、DridのトーチがゆらゆらとGeltonを照らした。やがて、Dridはゴールドの袋を持ち上げると相棒に振り返った。2人は息の絶えたドラゴンを見つめた。

『おまえはどうだかわからないが、俺はまだ笑えそうだよ。』Dridが言った。『さぁ、パブへ行こうぜ。』








5:58 2017/04/18

by horibaka | 2017-02-23 05:56 | その他 | Comments(0)
BNNアーカイブ それぞれの野望 - I

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それぞれの野望 - I

投稿日:2000年8月23日

Garda Dalhar
全シャード

『俺にはわかる!ここに違いない!』

Dridはシャベルを固い地盤に強くねじ込むと、背後に大地の一部を跳ね上げた。

相棒のGeltonは手持ち無沙汰に、複雑な動きを組み合わせた剣の練習用スウィングをしながら声を掛けた。『そもそも、その地図が本物かどうかさえ信用できないし、ましてや座標が正しいのかもわからないのだぞ。どちらにしても、財宝探しのために、夜中にこの俺をこんな森の中に引っ張り出したことが信じられんね。』彼は草の上で飛び跳ねると静かに弧を描いて剣を降ろし、樹木の小枝をきれいに切り落とした。

『噛みつくよりも、吠える方が得意な犬もいると知ってるか?』Dridはにやりと笑うと、地面を掘りつづけた。

『よくも言ったもんだな。道化師でも目指しているのか?最近はロード・ブリティッシュも機嫌よく暮らしているようだし、俺だっておまえさんが土と戯れるのを見ているよりも、パブで陽気に飲んでいる事だってできる。今からでも遅くはない、俺の代わりにオークの集団とでも遊んでいるがいい。』彼の剣が草を素早く刈り取ると、トーチの炎を反射してきらりと光った。

『相変わらず、おまえの刃物の扱いは一流だな。その腕で俺を守ってもらわなけりゃならない。』Dridは掘る手を休めるとシャベルを調べるような仕草を見せた。『それにだ…俺達がどれほどの価値の財宝の上に立っているのか、おまさんは理解しているか?』

『あぁ、近頃の貴族のポケットにはゴミしか詰まっていないこともな。』

『この場所には…』Dridは地面の穴を再び掘りながら続けた。『おまえが俺を守ろうとせずパブに行って飲んだくれない限り、お互いがとてもつもなく満足できるほどの価値をもった宝箱が眠っている。そうでなきゃ、俺は1人で金持ちになった後、お抱えの召使を使っておまえにそのことを伝えなきゃならなくなる。どうか少し辛抱してトラブルが起きないように見張っていてくれ。そうすりゃ、おまえの好きなパブだって買う事ができるんだぞ!』

『おまえは子供の頃からそんなことばかり言っているじゃないか。おまえに必要なのは財宝探しなんかじゃなく、まともに腕を磨き、まっとうな取引と冒険をすることだ。こんなことじゃ、手に入れられるのは腰痛をくらいのもんだろう。』

『Gelton、財宝探しにだって腕は必要なんだぜ。財宝の場所を見つけるのだって簡単ではないし、うまくいけば金持ちにだってなれる。俺の相棒でいれば、おまえだって同じように金持ちになれるんだ。』

『前回の財宝探でも同じだったぜ。』Geltonが苗木に剣を振ると、その上半分が暗闇に消えていった。『おまえの掘り出してくれた財宝には呆れかえったがな。3ゴールドとチャージの切れたワンド、そしてモンバットの骨だったか?』

『今回はもっとましさ』

『骨鎧のフルセットでも期待できるのか?』

『いや、今回はそうじゃなくて…』金属同士がぶつかる音が暗い穴の中に響いた。『ゴールドさ』

Geltonは剣をさやに収めると、地面に置かれたシャベルを取ってDridが宝箱を掘り起こすの手伝った。何度か苦闘するうち、ようやく2人は宝箱を草の上に持ち上げることに成功した。

『そうら見ろ!』Dridは笑顔でそう言った。『俺達の財宝だぞ、Geldon!』彼は宝箱の前に膝をつくとこびりついた泥を落としにかかった。

『伏せろ…』

『どうした?』

『何かが近づいてくる!トーチを消して隠れるんだ!』Geltonは囁くと、剣を抜いて周りに警戒の姿勢をとった。

Dridはトーチを消して木陰に身を潜めた。葉の隙間から相棒を見ると、Geltonは木立から発する殺気にいつでも応じられるよう、じっと石のように動かず気配をうかがっていた。速度のある足音が次第に大きくなると、Geltonは身をかがめて剣をかざした。

いきなり3体のオークが木の間から飛び出すと、剣士をめがけてがっしりとした足で近づいてきた。Dridは身を潜めた場所からでも奴ら独特の呟きを聞くことができたし、身体を固くして静かに友の安全を祈ることしかできなかった。Geltonは気合の叫びを上げて正面の敵に立ち向かおうとすると、驚いたことにオークたちは戦士の側を通り抜けて木の茂る方向へ足早に通り過ぎ、後を追いかけようとした戦士を残し、奴らはそのまま暗闇の中へ消えていったしまった。Dridが側に立ってじろじろとGeltonの顔を見つめるまで、しばらくの時が過ぎていた。

『こんなに簡単にだと教えてくれていたなら、おれだって剣士になれただろうに…。』

2人は突然音を立てた草むらに同時に視線を向けると、紫のローブに身をまとった男が木立から姿を現し、悲痛に満ちた叫び声を発っした。『ふせろ!』そう叫びながら長髪の男は2人を草むらに押し出した。

『一体全体このソーサリアで何が…』Dridの声は、夜空から降ってきたファイアーボールの音にかき消され、炎は宝箱を直撃すると金属と木片が粉々に辺り一面に散らばった。

『2人とも伏せているんだぞ!An Lor Xen、An Lor Xen、An Lor Xen…』その不思議な男の声が響いた。








0:58 2017/04/16

by horibaka | 2017-02-22 00:56 | その他 | Comments(0)
BNNアーカイブ 血塗られた鉱石

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血塗られた鉱石

投稿日:2000年8月21日

料理人Credil
全シャード

周りに言わせれば、その日の俺は単についていなかったらしい。ある者は俺の気が動転していたと言い、ついには怪しい呪文を教えようとする者さえも出てきた。だが、たとえそれが「運」「狂気」「呪い」なんかのせいであっても、俺はMinocの鉱山で目にしたあの事件以来、二度と鉱山に近づく気にはならん!

採掘師になってから37年、その道のプロと呼ばれてもおかしくはないだろう。たまには、見習いにも取引のコツや優れた鉱脈を見つけ出す技を伝授することだってある。一人前の顔をしたそこらの鉱夫には思いもよらない鮮やかな取引だってできる。つまりだ、採掘について何かを知りたいと思うなら、この俺をおいて他に聞くやつなんざいないということだ。

これまでにも時たまそうしてきたように、その日も俺は鉱石を掘る場所を探していた。モンスターに襲われることを怖がり、いつも同じ場所でしか掘らない若い鉱夫たちとは違って、俺はMinaxによる占領が行われてからも、昔と同じようにこうしてぶらつくのが好きなのさ。純粋なバロライト石を求めて一晩ほっつき歩いたあげく、飛び跳ねるウサギをまるでJou’narでも見たかのように恐れた数人の若い鉱夫が俺の脇を通り過ぎて行ってもな。

幸いにも、その日はアンデッドの群れに遭遇するようなことはなかったが、代わりに忘れることのできないその事件が起きた。背の高い草むらにはガーゴイルが横たわっていた。しかし、リコールすることも忘れるほど俺の興味を引いたのは、見るからに残忍に放置されたその身体のむごさだった。何者かが飽きるまで、あるいは死に至らしめようとガーゴイルをなぶり続けたようだ。俺は数年前に実際人が殺されるのを見る以前からも、ガーゴイルに愛情などは持ち合わせていないし、もしそれが元気であったならば当然のごとく俺に襲い掛かるだろうことも知っていた。もし、ヒーラーに見せたとしても奴に残された道は「死」だけだったに違いない。だが、ちょっとした好奇心、あるいは哀れみだったのかも知れない。俺は膝をついて奴の様子をうかがった。

顔を近づけると奴は俺の存在に気付いた。人間のものとは異なるその生き物の顔には、明らかに恐怖と苦痛の表情を見て取ることができた。さっきも言ったように俺はモンスターに対する愛情はない。けれども残酷さを愛することもなければ、この生き物がこれ以上の苦痛を伴って死んでいくのを観察する趣味など持ち合わせてもいなかった。

『すまんが俺は治療をするだけの呪文を知らないんだ…』俺は何か役立つものがないかとバッグをかき回してみた。常に旅をするときには軽装だが、それでも喉の渇きに息絶えそうになった戦士の冒険談から、1日分の水だけは持ち歩いている。俺は水をそっと彼の口に注いだ。

奴は何度か弱々しく水をすすると、その目からわずかに恐怖が和らぐのが感じられたが、苦痛からは開放されることはなかった。普段には珍しくポーションをバッグに入れたことを思い出した俺は、再び持ち物を引っ掻き回した。そのとき、ガーゴイルは身じろぐと手を地面のバックパックに延ばし、ゆっくりとツルハシをつかんだ。小さな黒い爪で冷ややかなツルハシの金属部分を叩くと、樽の中で小石を転すかのようながらがら声を発し、同時に俺に微笑みかけた。

俺はその意味を分かりかねていたが、ガーゴイルが鉱石掘りに興味があるとは思えない。それでも奴はツルハシを指で叩きつづけて何かを合図しているのだ。

『これは…これは鉱石を掘るための道具だよ…』俺は地面から小さな石を拾い、ツルハシを使って叩く真似をしてみせた。奴は微笑むと、驚いたことに自分のバックパックからツルハシを出して見せたのだ!そしてそのツルハシで俺と同じように小石を叩く仕草をしてみせると、その微笑みはさらに笑顔へと広がった。

再び奴は声を出した。前より小さく、しかしそれは喉のきしりと咳きこみの中間のように深く荒れていた。突然、奴の目が見開かれると大きくあえいだ。俺は死の瞬間をそれほど多く見たことはなかったが、それでも目の当たりにしているものがそれに間違いはないと理解できた。そして、身動きせず横たわったその「掘り師」に別れを告げることが精一杯であった…。

死体が荒らされないよう、大きな岩陰に運ぶ間、俺は震えながら軽いめまいを覚え、そして奴の荷物を開いたときには奇妙な友情が芽生えていたのを感じた。何本かのツルハシと消耗品のたぐいを自分の荷物に補充した。奴もまたこの場所に鉱石を掘りに来ただけなのだ…。

『ほんの少し前に何者かに襲われたのだ…』

もし、この声が頭の中に響いていなかったなら、俺はきっと今でも鉱夫をしていただろう。

ごつごつとした岩肌の間から、鉱石の匂いを嗅ぎ分けるのにさほどの時間はかからなかった。俺は空気を吸い込むと、トーチに火を灯してゆっくりと鉱山の入口をくぐった。37年間も採掘をしていれば、例外なしに鉱脈の匂いを嗅ぎ分けることができるようになる。しかも、俺のようなエキスパートなれば、鉱石の種類だって嗅ぎ分けられる。そして今回はブロンズ石だった。よほど優れたブロンズ鉱脈でも大金をつかむことはできないが、それでもある程度の利益を出すことはできる。

俺はツルハシを何度か振り下ろしたところで、歓喜と嫌悪の2つを掘り出すことになった。膨大な鉱脈からいくつかの金塊が姿を現したのだ。もちろん金塊は歓喜に値するが、ブロンズを精錬しなければならないことが嫌悪に値する。ガーゴイルの死は俺を動転させ、この数年で初めて嗅ぎわけの判断を誤ってしまったようだ。俺は自嘲するように笑い、店を買えるほどの金塊をみつけながら、なぜブロンズを持ち帰ろうとしていたのだろうかといぶかった。

『ブロンズを精錬する意味があるのか?いいじゃないか、引退できるほどの金塊が目の前にあるのだから!』

俺は採掘師としての本能に身を預けながら岩を掘り続けた。1時間もすると十分な量の金塊もたまり、喉の渇きを覚えた。ツルハシを金鉱脈に突き刺して、水の容器を手にふらふらと夕暮れのどきであろう表に向かって歩き始めた。

暗闇から出ようとしたまさにそのとき、それが聞こえてきた…。そして何かの気配…。小さな鉱山の中に何かが存在し、それが確実に俺の後ろに迫ってきている!俺が手にしていたのは水の容器だけ、他の荷物は鉱山の奥に置いてきてしまった。大きな足音のする方向へ身体を向けると、トロールの頭ほどの大きな何かが俺の身体を夕闇の中へ押し出した!

その勢いと力に自失呆然としながら、俺は目を開いたが目の前にいるその大きな何かに視界を遮られていた。手と足にに見える部分があり、人間にも似たそいつは、夕暮れの光の中にまばゆく輝いていた。俺がモンスターに詳しくなければ、アース・エレメンタルと見間違っただろう。しかし、これほどまで金色に光を放つエレメンタルを目にしたことは、かつて一度もなかった。

鉱山から走って逃げる俺の目には、すばやく流れ去る地面しか見えなかった。俺の掘り出した金塊が襲い掛かってきたのか?あの鉱山に封印された古代の悪魔でも蘇らせてしまったのか?殺されたガーゴイルの呪いか?それとも、俺は単に気がおかしくなってしまったのだろうか?

率直なところ、俺にはよくわからない。たった1つ明らかなことは、俺はあれ以来鉱山に近づいてはいないということだけだ。俺達の生きる古代からのこの文明には、理解できない謎が眠っているのだろう。しかし、俺はその正体をこれ以上知りたいとは思わない。採掘は確かに俺の生活の糧だった。けれどもそれ以外にも日々の食事を用意できる方法はある。今の俺はパンを焼くことで生計を立てている。さあ、悪いが明日までにウェディングケーキを用意しなければならない。これで失礼しよう。








1:44 2017/04/15

by horibaka | 2017-02-21 01:42 | その他 | Comments(0)
BNNアーカイブ 邪悪なネコの想い

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邪悪なネコの想い

投稿日:2000年7月11日

JP Reporter
Asuka
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第1話:アンデッド祭り!?
しばらく平和が続いていたAsukaだが、最近不穏な空気に包まれつつある。

先日ブリテイン北の墓場にUndeadが大量発生した。Undeadの大量発生は気候などの条件によりたまにおきるものなで、それ自体には神経質になる必要が無いのだが、どうやら今回のものは邪悪なるネコが裏で糸を引いているようなのだ。

居あわせた戦士によるとUndeadのようなおぞましい色のネコがちょろちょろと姿を現し、モンスターを召喚したり、果てはその場の人を魔法で攻撃していたりしたというのだ!Undeadの大量発生以外でも、最近Asukaで起きている事件の現場で妙なネコを見かけたという勇者が多い。

今後当分の間はAsukaで猫を見かけたら用心した方が良いだろう


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第2話:寂しがり屋のOgreたち
最近冒険者がぷっつりと途絶えて退屈しているWrongのOgreたちが、モンスター仲間を集めて良からぬ企てをしているという情報を掴んだTomという戦士と、彼に協力する勇者がWrongに向かった。

しかしおびただしいばかりのモンスターに苦戦し、タウンクライアーを通じてフェルッカ各街の勇者たちに協力を要請したところ、なんとか沈静化の方向に向かった。ほぼ正常の状態に戻り、そろそろ引き上げようかというその時、最近のAsukaを騒がせている例のネコがあらわれ、Tomを一撃の元に葬り去ってしまったのだ!

哀れなTomの骸はなぜか、ネコの呪いによりUndead化し、まわりの勇者たちにあたり構わず襲いかかる! しかしタウンクライアーを通じて集まった多数の勇者たちの活躍により無事に事態は終結した。

そんな人間たちをバカにするように「にゃ」と一言だけ鳴いて姿を消したネコ…事情通によるとこのネコは元々が飼いネコで、飼い主があらわれない限り暴れつづけるだろうとのこと。

飼い主が一刻も早く名乗り出てくれる事を願うと共に、今後当分の間はAsukaで猫を見かけたら用心した方が良いだろう。








5:13 2017/04/14

by horibaka | 2017-02-20 05:11 | その他 | Comments(0)
BNNアーカイブ WrongでOrc異常発生

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WrongでOrc異常発生

投稿日:2000年7月7日

JP Reporter
全日本シャード


OgreとTrollの巣窟であるWrongに、通常入りこむ事はないOrcが多数目撃された。異常事態と見て、勇気ある者達が調査のため潜入した。しかし、その日のWrongは最も死に近い場所だった・・・。

多数のOrcが退路を阻み、そこにOgre、Trollの豪腕が振り下ろされる。多くの勇者達が犠牲となっていったが、遂には深部に潜む魔法使いがOrcを操っているらしいとの情報がもたらされた。その魔法使いは巧妙なしかけで我々を近づけなかったが、我々の魔法使いと弓使い達の活躍でなんとか勝利を得る事ができた。それを境にOrcの勢いも衰えていき、我々はOrc鎮圧に成功したのだ。

しかし魔法使いの正体・動機については何も情報を得る事ができなかった。「生気を全く感じなかった。銀製の武器が効いているようでもなかったが・・・」その場にいた弓使いの一人が、弓を見つめ憮然として語った。ともかくも今は、普段のWrongの姿に戻っている。もしWrongでOrcを見たら用心する事だ。








18:35 2017/04/13

by horibaka | 2017-02-19 18:34 | その他 | Comments(0)