BNNアーカイブ その後のUMA調査隊 |
ローカルニュース [戻る] その後のUMA調査隊 投稿日:2002年5月12日 Cheryl Brown Mizuho UMA調査隊代表の真の顔はUMAの力を吸収し、凶悪な進化を遂げた魔術師だった・・・ということは賢明な読者諸君はとっくにご存知のことだろう。この私、Cheryl Brownは代表との決戦で倒れ、今回復の途上にある。しかしあの悪夢について詳しく語るのはやめておこう。過去ではなく、現在のことを語るのがBNN記者としての私の役割なのだ。 代表が調査員と協力者達によって倒された後、組織の頭を失ったUMA調査隊は解散することになった。多くの人々が別れを告げる中、調査員達はそれぞれの道を歩んでいった。私は彼らの後を追ってみることにした。 本の好きな最年長の調査員はLycaeumで難解そうな本を読んでいた。彼は「私は冒険をやめるつもりはない。今は次へ向けての準備段階といったところだ」と言っていた。新しいUMAを見つけるために情報を集めているらしい。彼は今書きかけているというUMAについての本を少し読ませてくれた。いつの日かこの本もLycaeumに所蔵される日が来るのだろう。 年若い男性の調査員の家を訪ねると、彼は花束を抱えて家から出てくるところだった。同行の許可が下りたので追ってみると、彼の向かったのはMoonglow Royal Zooだった。「あいつには、Yewの花畑を見せてやれなかったからな」そして彼はそっと戦友の墓に花束と宝石を添えた。 うら若い女性の調査員はEvil Orc Helmで素顔を隠したまま、早朝のThe Blue Boarでケーキを頬張っていた。早朝が一番人が少なくて良いのだそうだ。最近は動物園でアルバイトをしているのだが、たまに観光客の鞄を覗いたりもすると照れ笑いをしながら語ってくれた。お金が貯まると休みをとってダンジョンへ行き、モンスターに突撃して骨になって来るのだという話を聞いていた時・・・。 「ここにいたのか!やれやれだぜ!」年若い男性の調査員が駆けこんできた。「新しいUMAを見たと報告してくれた人がいるのだ。まさに、棚からヒールポーションだな」最年長の調査員が遅れてやってきた。どうやら新しいUMAの発見報告があったらしい。今度はどこへ?と問いかけるとIlshenarだと彼らは微笑んだ。同じ色のBody Sashを身につけ、調査員達はそのまま早朝のBritainを旅立った。Ilshenarへ諸君が出かけたなら、彼らに会うことがあるかもしれない。その時はまた肩を並べて戦うこともあるだろう。彼らの前途に祝福あれ! 5:25 2017/06/08
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by horibaka
| 2017-04-12 05:24
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