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BNNアーカイブ 雪に光る破片 - Izumoの発見

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雪に光る破片 - Izumoの発見

投稿日:2000年1月1日

JP Reporter / 1999年10月
Izumoシャード

「Drop Anchor!」yanの瞑想は荒々しい Odin の掛け声に遮られた。渡り板を出すとLarz、yan、Odinの3人はBritainの港に降り立った。まだ夜も明けきらぬ時刻だというのに桟橋で港を守るように立っていた船を預かる親方が、3人をいぶかしげに見る。Odinは足早に駆け寄り、必要な言葉のみでたった今横付けした船の陸揚げを依頼すると、預り証を頭上で振りながら2人を手招いた。モンデイン打倒300年祭の余韻が残るBritainの街は、朝靄のせいかまだ街灯がともされ、3人は少し湿る石畳の道へと消えていった。


Nystulは王室庭園の入口から聞こえる喧騒に意識を取り戻した。恐らくは祭り気分で宵越してしまった酔っぱらいが衛兵に絡んでいるのだろう。Nystulは壁に寝返りを打つと、さらに眠りを求めてきつく目を閉じた。そして次の瞬間、大きく目を見開くと一気に起きあがり、血の気のない頭のせいかめまいを感じてベッドに座り込んでしまった。自分の歳を感じつつも、老魔法使いは瞼を押さえ、大きくため息をついて頭を振り、意識を取り戻そうと努めた。「今の言葉が、聞き間違いでなければ・・・」彼は右手でローブを乱暴につかむと、そのまま戸口へ向かって駆け出していった。

「何度言えば分かるのです。Lord Britishに会わせてさえいただければ、分かることなのです。このような時間に謁見を申し出ることが無礼であることは、重々承知の上でお願いしているのです。お取り次ぎください」Larzは感情を抑えようと今度はあえて声を低くしているのだが、相手にはいっこうに通じていない様子だった。もし彼が本当に冷静であったならば、衛兵が夜明けにやみくもに国王に面会を申し込む相手を、歓迎しないことぐらいは理解出来たはずである。「さあ、諦めてお帰り願おう」衛兵の冷ややかな返答からは、決して妥協を許さない決意が感じられた。


「Bailey! 少し待ってくれ」Nystulが息を切らしながら、城の入口に設置された衛兵の詰め所に走り込んできた。
「Nystul様、どうされました」Baileyは突然のことに驚きを隠せず、衛兵として務めてきたこの2年間の中で、初めて遭遇する自らの手には負えそうもない事態の訪れに、漠然とした不安を感じた。

「そなた達の声は寝室まで届いたぞ。なにやら破片と言う言葉を耳にしたが、詳しく聞かせてはくれまいか?」
Nystulは呼吸を整えることも出来ず、息も切れ切れに3人に訊ねた。途中で着るつもりだったローブは、まだ右手に握られたままだ。「Bailey、この方々を中へお通ししてくれ」Baileyは自分が話題の外に追い出されたことに傷心を感じながらも、命令に背くほどの勇気はなかった。道を開けると壁際に直立不動のまま立ち、訪問者が通り過ぎるまで視線を動かすことなく反対側の壁を凝視していた。


Lord Britishは無表情のままトロフィーの並ぶ豪勢な部屋で3人の登場を待ち構えていた。Nystulの興奮した表情、新たな破片、その中に息づいているであろう別の世界。あまりにも多くの思考を一度に浴びた時、人は無表情になるのだろうか。それとも、ふいに現れた3人の訪問者のもたらした珠玉の破片が、あまりにも唐突な出来事だったからかもしれない。

3人はトロフィー部屋の豪華さに圧倒され、入ってよいものかどうかを迷っているようだった。Lord Britishが手招くと、Nystulが3人の背中を押すように部屋に入ってきた。
「一体、どのような経緯でこの破片を手にしたのか教えてもらえないだろうか?」
Lord Britishは挨拶を省略してあっさりと訊ねた。

Larzは説明を始めた。「Deceitでの戦いを終えた私は、血の臭いが漂う地底から抜け、海の新鮮な空気を味わうために、海岸線まで雪の中を歩いて行こうと思ったのです。その時でした、山肌に何か光るものを見つけたのです。最初は近辺の鉱夫が掘り出した岩肌が凍り付き、光りを反射しているのだろうと思ったのですが、近づくにつれてそれがガラスにも似た物体であることが分かりました。そして、中に動いているそれを見たのです・・・」

「私達2人が声を掛けたのも、ちょうどその頃です。Odinと私は食料と革を求める狩りのために北極を訪れていたのですが、偶然あの地で知り合い、一緒にアザラシを狩っていました。その時、山肌に吸い込まれるように1人の戦士が立ちつくしているのを見たのです。亡霊達を倒すための装備を身にまとったまま、凍り付く山肌を見つめて立っていたならば、きっと誰でもいぶかったでしょうね」yanは情景を思い出しながら説明した。

「ああ、確かに異様な姿だった。破片を見るまではな。Larzの視線の先にある破片を見た時、3人とも足がすくんだよ。指先まで凍るはずのあの寒さの中、それはゆっくりと破片の中で動いていたんだ。そう、Britanniaがね」

Lord Britishは両手を顔の前で組み、祈るような姿で3人の話に聞き入っていたが、ゆっくりと視線を上げるとOdinの手に載せられた小さな破片を覗き込んだ。確かにそこにはBritanniaと呼べる世界が存在していた。アメ色の光りに包まれたBritish城、銀行の周りを活発に動き回る市民、そして水面を走る船までも鮮明に見ることが出来る。そこにある現実は、今自分達のいるBritanniaもまた、破片の一部なのではないかと想像させるのに十分な存在感を持っていた。


「Nystul、これは一体どういうことなのだ? 私はモンデインの魔力により世界が複写された小さな破片を、すべて世界の果てで封印することを依頼したはずだ。それともこの破片は珠玉の別の一部なのだろうか?」
Nystulはしごく冷静に答えた。
「恐らくは、飛散したままこれまで発見されることのなかったものの1つなのでしょう。伝説の勇者が去り、封印を終えたあの日から、実際にはいくつかの破片が見つかっているのも事実です。それは陛下もご存じのはずですね?」
NystulはLord Britishの答えを待つことなく先を続けた。「陛下、我々が成すべきことは1つ。破片の中に暮らす人々がその事実をいつの日か認識し、1つにまとめることを再び思いつかないうちに封印してしまうべきだということです」

「これまでと同じようにか・・・」Lord Britishの声は重く部屋全体にのしかかった。

「Nystul、すぐに出発の準備を整え、破片を封印するための旅に出るのだ」

「Larz、yan、Odin」Lordは3人の名前を確認するようにゆっくりと呼び、視線を合わせた。「君達には感謝している。よくぞ破片を壊すことなく、私の元まで運んでくれた。城までの道のりは決して平坦ではなかっただろう。その勇気を讃えるとともに、3人の名を刻んだ石碑を、破片の封印と共に設置させてもらうつもりだ。着いたばかりで申し訳ないが、これからNystulと共に支度を整え、一緒に旅に出てはもらえないか?」

3人は互いの顔を見合わせ、異論がないことを確認しあった。「謹んでその任務を果たさせていただきます」yanが答えた。

「ところで、1つ聞きたいのだが、この破片はなんと呼ぶのがふさわしいだろうか?」Lord Britishの問いかけにOdinは微笑もうと片方の口元を引き締めて見たが、逆にぎこちなさが強調されたようだった。「俺達、船の上で話し合っていたんですよ。これはなんというものなのかなと。その時、3人の頭の中で一致するキーワードがあったんです。何故かふと思いついたんですけどね。俺達はその破片を IZUMO と呼んでいます」








22:46 2017/02/27

by horibaka | 2017-02-20 22:47 | その他 | Comments(0)
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